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米国株 - 6月CPIからここまでの流れ、これからの予想

※国により時差によって日付が変わるため日付は目安(だいたいの時期把握)


[7月8日〜12日]

7月11日:
6月CPIは予想を下回った
これで2ヶ月連続で予想を下回り、3ヶ月連続で鈍化した

ここからM7下落、小型株(IWM)上昇が始まった

7月12日:
6月PPIは市場予想を上回ったが、コアPCEへの影響はあまりなく、株価にもあまり反応はなかった(?)


[7月15日〜19日]

大規模なシステム障害発生 CRWD

7月17日:
ASMLの決算発表ではガイダンスが予想を下回った
また、半導体に関してアメリカの対中貿易規制強化の報道があった(日本とオランダが圧力受けた)
また、トランプが台湾は防衛費を払うべきと述べたとの報道があった

ここから半導体関連株の下落が始まった


[7月22日〜26日]
PCE

[7月29日〜8月2日]

7月31日:
金融政策決定会合で日銀は政策金利を0.25%程度まで引き上げる利上げを決めた
ドル安円高になると、投資信託の基準価額も下がるし、ドルの円換算評価額も下がる

8月1日:
FOMCでは政策金利据え置き、労働市場注視、次回9月利下げするかも

8月2日:
7月の雇用統計は弱かった
失業率4.3%に上がり、NFPも予想を下回り、下方修正もあった
サームルール成立

景気後退懸念から金利低下、株全面安となった

Bad news is good news
から
Bad news is bad news
になった

つまり

経済指標弱い → インフレ鈍化、雇用状況悪化 → 利下げ期待 → 金利低下、株高

から

経済指標弱い → インフレ鈍化、雇用状況悪化 → 景気後退懸念 → 金利低下、株安

になった


ただ景気後退に敏感になりすぎの動きをしている

これからのシナリオと予想


懸念事項として、「景気後退懸念への過剰な反応」、「中東情勢の緊迫化」、「NVDAのBlackwellの欠陥による出荷遅延」がある。

8月5日にISM非製造業景況指数の発表がある。
予想は51だが、予想を下回ったり、さらには50を割ってしまうと、また金利低下、株全面安か

予想と一致、または予想を上回っても反発は限定的か
ただ半導体関連株はNVDAのニュースにより株安か

1週間通してはよこよこか


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