能〜音〜無
「歪な形だってさ歪な形なりの均等がとれてるならそのままでよかったのに。」
これまで、そしてこれからもこのメッセージに
空いた心の穴の大きさを痛感させられる
人と違っててもいいと分かってたはず。
そう思い続けながら今日も夜に寝そべったまま。
長所を削っていたのは自分自身だった。
知らず知らず音もなく
なんの能力にも長けてない、強いて言えば
無力だけが取り柄の自分を造った自分
その出来栄えにスタンディングオベーションは鳴り止んでくれない
誰か彼の著作権を買ってあげてよ
大きめの独り言を呟いたとしても実際買われる
度胸なんて微塵もない
心の荷造りの音に胸が痛む。
君の目に僕はどう映ってる?
知らない方がいいか、
そんな貴方は僕の目に素敵に映ってるよ
でももう目に映せない人が何人出来たろう
忘れたい人ばかり多くなって、
たくさんの四季を感じ続け
みんなまだ生きているというのに
「この列車さ、各駅停車なのに扉が開かないんだよいつも」
「ただ毎回停まるだけ」
「それなのに快速にトランスフォームする勇気もないんだってさ。」
「何が言いたいの?」
「言いたい事なんてない、思い浮かばないよ」
「あなたって相変わらず題名も目的も存在しない日々を泳いでるのね。」
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