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「折る宇宙」の紹介

自己紹介

皆さん初めまして、現役高校生のtomoといいます。現在兵庫県明石市内の高校に通っていて、今まで何度も足を運んだ明石市内天文科学館を通して、天文が大好きになりました。現在は同館星の友の会の天体観望会運営メンバーもさせていただいており、天文の楽しさを伝える活動に日々奮闘しています。
私は、「折る宇宙」という太陽系の天体を折り紙で折る工作をプロデュースしており、その魅力を伝えたいと思いLINEオープンチャット公式Webに続きNoteに記事を投稿してみることにしました。

「折る宇宙」について

そんな私は4年前、とある科学館で見つけた、折り紙でつくる"地球風船"(立方体の地球儀)に着想を得て、糊なしで作れる折り紙天球儀の開発を開始。型紙の画像配置を研究し、立方体6面の画像から自動で型紙が作れるアプリを開発しました。

そこから改良を重ね、型紙は現在約30種類。対象はついに太陽系の天体にまで広がり、8惑星はもちろん、小惑星リュウグウや冥王星といったマニアックなものまで増備。アプリの方は地図画像からの変換にも対応。地球儀が作りたかったら世界地図の画像を読み込む、といった具合に気軽に型紙が作成可能になりました。

そこからは、様々な改良を施しました。最初は土星、まずは(定番の?)輪っかを製作。さらに土星もう一つの特徴である"密度の小ささ"を表現するため、なんと"水に浮かせて"しまいました(w)。防水の紙を利用することで(無理やり…)長年の夢が実現できました。

次に、科学館にある模型のように惑星の大きさを変えてみようと思い、水・金・地・火星は2億分の1、木土天海は20億分の1で縮尺を統一。ちなみに、太陽系自体がこの縮尺だと、海王星(直径2.5cm。折るのが大変)と太陽(70cm)の距離は東京湾のアクアライン(橋部分)と同じくらいになるようです。折りながらにして太陽系の大きさが感じられました。

さらに100均のセリアで見つけた小さなLEDライトを用いて、天体観察でも使える星座ランタンを製作。折り紙天球儀を内側から照らすことで、ランタンだけでなく星座早見の代わりとしても使えるように。将来的にこの折り紙に穴をあければ、折りたたみ可能なプリネタリウムができる、と思ったりもしています。

それから次に、金星の雲ありと雲なしの両面印刷をを用意。雲なしの方は左右反転加工済。これを折るとただの雲ありの金星、なのですがここにLEDを入れると、内側の雲なしの模様が透けて見えるようになっています。これで表と裏の画像が自由自在に表示できるようになりました。さらにこのしくみを利用して、先ほどの土星にもオーロラを追加しておきました。

と、ここま駆け足でいろいろのものを紹介してきましたが、いずれも簡単に作れるのが最大の特徴となっています。これからは、今回紹介した「折る宇宙」の紹介記事や、趣味の科学館巡りの記事を中心に投稿したりしていきたいと考えています。興味があれば、リアクションしていただけると嬉しいです。

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冒頭でも書いた通り、公式Webとオープンチャットの運営も行っています。

この記事をご覧になって、もし興味があれば「折る宇宙」公式サイトもご覧ください。

さらに、型紙や最新情報の配信、協議を行うLINEオープンチャット『「折る宇宙」協議会』にもご参加いただけると大変嬉しいです。

ご意見等ありましたら、コメントください。

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