いつ、”意見を言って”よいのか?

こんにちわ、マチルダです。

新しい組織に入った時、新しい会社さんと打ち合わせをする時、自分の意見を言う「タイミング」に悩むことがあります。

依頼を受けて、初めてお会いする方々、初めてお付き合いをする会社さんと打ち合わせをする際は、最大限、気を使うようにしています。

「何」に気を使うかと言うと、

①会議の定例進行を妨げない。
 →定例の流れを知りませんので、無理に割り込みません。
②会議参加者に失礼のないように。
 →参加者のそれぞれ立場がわかりませんので、無理に割り込みません。
③会議に呼んでくださった方の顔を汚さないように。
 →場を汚さない、品性を汚さない、必要とされたことを必要なだけ、提供することを心がける。

「何」のために、そんなことをするかと言うと、
「何も知らないよそものが、適当なことを言っている」状態にならないためにです。
「何も知らないよそもの」になってしまうと、お話を聞いてもらいにくくなり、せっかく会議に呼んでくださった方の期待に応えられないどころか、顔を汚してしまうことにもなる可能性があります。

基本は、最後まで聞く!

基本は、このスタイルです。
なぜならば、「何を求められているのか」が、明確ではないからです。

それは、発言のタイミングであったり、発言の内容であったり、指摘すべき場所(問題解決のための根本のポイント)が、何で、どこにあるのか、会議に初参加しただけでは、わからないですよね。
わかるひとは、エスパーさんです!

依頼を受けるのですから、「依頼内容に書いてあるじゃないか」と思うかも知れませんが、皆さんが抱えている問題の根本が、そこ(依頼内容)ではない可能性が、多分に含まれています。

ですので、基本は「打ち合わせを全部聞くスタイル」でのぞみます。

聞きながらメモを取り、指摘すべき事項を整理していきます。
そして、その会議に私を呼んでくださった「Aさん」がいるはずですので、Aさんにタイミングを任せます。

「マチルダさん、何か意見ありませんか。」

このチャンスを逃さずに!
思ったこと、指摘すべき事項を一通り、話させていただきます。

呼んでくださった方や司会進行の方、振ってくれなかった場合や、「今」言わなければならいポイントに関しては、小声またはメモで「○○の件、少しお話があります」と伝えて、その会議に慣れているAさんから「マチルダさんが、少し意見があるようです。」と入れてもらいます。

これで、初参加のよそものが、主張して、会議を図々しく止めるような状況を、回避することができます。

これを繰り返し、少しずつ、会議への貢献度を蓄積し、会議での立場を積み上げていきます。

会議での立ち場を積み上げる

会議参加者が、若手だけだったとしても、上役の方が参加していたとしても、5人以上いる場合は、多少の「上下関係によるチームワーク」があると思ってた方が良いと思います。

会議の中で「立場がある人」や「主導権」がある人と言うのは、意見を出してほしいと言いつつも、実は、影響力の低い人の意見を求めていません

【立場を反転!もしもIFで考える】
<もしも>自分が主導している会議で、参加者Aさんが連れてきた謎の人物Bさんに「して欲しいこと」と「してほしくないこと」、、ありますよね!

中には、2段跳びのスペシャル意見を出して、受け入れられる人もいます。しかし、それは体感として、1〜2%です。

ほとんどの方は、組織や立場や影響力の方が大事です。

ですので、会議に参加したら、その会議での会議を壊さない信頼、的確な意見による実績を積み上げ、影響力を大きくすることで、会議での発言権が自動的に確立し、「どう思いますか?」と振られ流ようになります。

求められて発言する

自分から発言するのと、求められて発言するのでは、印象も重さも違ってきます。会議を途中から参加した人にも「あの人は意見を求められる人なんだ」という印象が付きます。

ですので、自動的に、聞かれるような存在になれば、発言に対する影響力も大きくなっていきます。

ここで大事なのは「この人の意見を聞くことで、解決が近づく」という実績に基づく信頼ですので、しっかりと立場を安定させ、都度最適な答えを提供できるように、努力が必要です。

会議での立場を把握する

【フェーズ1】
自分が、誰かの影響下にいる、と思う場合は、その人のサポートに徹しましょう
私の場合は、Aさんですね。
主導権のある人が、意見を求めたくなるまでは、サポートに徹しましょう。

【フェーズ2】
意見を求められるようになったら、事前に提案を用意し、求められた時に、的確に応えれるように準備しましょう!

【フェーズ3】
「困ったメール」が届くようになったら、提案を複数用意し、どんどん提案していきましょう!会議に呼ばれても、主導権のある人から信頼がある状態でのスタートですので、会議へもスムーズに提案していけると思います。

なんのために、そんなことをするの?

最後になりますが、
→「会議を円滑に進め、最短工程で解決させるため」かなと思います。

なんのために、「最短工程で解決させる」必要があるの?
→会議参加者の無駄な時間を無くし、他の仕事に充てるため。

おまけで、自分の単価が上がる可能性もありますね。

それから、いろんな会議に呼ばれる可能性があります。
→おもしろいPJに参加できたり、人脈が増えたり、お仕事がもらえたり、打ち上げに呼んでもらえたり、私個人としては、とてもやりがいがあることです。

しかし「仕事」に対しては、人の数だけ価値観がありますので、「仕事を増やしたくない」「仕事を変えたくない」方は、逆の選択をすることで、その目的は達成できるのではないかなと思います。

全ての価値観は、正義です。
そんな多種多様な価値観と、一緒にお仕事できることを、楽しく思います。

(マチルダ)

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