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豪ワーホリの落とし穴 職探しに難航しないため出国前にやるべきこととは

近年インターネットやニュースなどでもよく話題となっているオーストラリアへのワーキングホリデー。日本よりも最低賃金や時給がかなり高いことから若者を中心に「出稼ぎ」に出る日本人が増えている。

しかし、オーストラリアへのワーキングホリデーは成功者ばかりではないようだ。4日にYahoo!ニュースで朝日新聞が掲載した記事には、現地で職探しに難航している若者の現状が記されていた。ワーキングホリデーに来たものの、お金がなく、ホームレス向けの無料食料配布に若者の列ができているという内容だ。

朝日新聞(Yahoo!ニュース)
「仕事ない」豪ワーホリ ホームレス向け無料食料に日本の若者ら行列

https://news.yahoo.co.jp/articles/35ec8ff382b84da8c3c6f8142453da3efc6f258a

オーストラリアへのワーキングホリデーは成功すれば毎月10万円の貯金も夢ではない。この記事では今から実行しようとしている方々に向けて、現地の企業で働くために押さえておきたいポイントを紹介する。


最低限以上の英語力は必須

まず1番最初のお伝えしたいことは、英語力である。
オーストラリアは英語圏の国であるため世界中から人気の移住地である。それ故、現地の企業で働くには世界中から来る人材に負けないくらいの英語力は必要になってくる。
ごく稀に日本語話者枠の採用を行っている企業もあり、英語が話せなくても就職できる場合がある。しかし一般的には小さなカフェであろうと、大きい会社であろうと、働くためには最低限以上の英語力は必須と言っていい。具体的にはTOEICで700点を超えることが最低ラインと捉えるべきだろう。
日本にいる間にしっかりと英語力の向上のため勉学に励んで自信をつけよう。

出国前に職探しを始める

ワークングホリデーが始まりしばらくして職探しを始める人がいるが、それは落とし穴にはまる危険性を高めるだろう。
現地で働くつもりなら出国する前、つまり日本にいる時から職探しをスタートさせることが理想的だ。世界中の企業の求人情報が掲載されているサイトや、アプリケーションを使い、あらかじめ働きたい会社にめどを付けておくのも一つの手だ。求人情報には、企業がどんな人材を求めているのかが記されていることが多い。それは職探しをする上で役に立つ情報であるため、出国前にそれらが確認できることは採用過程で有利になるだろう。
ワーキングホリデーに挑戦したいと感じたら、まずは現地の企業の求人情報を探してみよう。

現地企業の面接対策

求人情報を確認したら、次にやることは採用に向けての面接対策だ。
多くの企業で採用課程に面接を取り入れており、対面、またはオンラインで実施される。
「日本の企業に就職する際にも面接はあったから大丈夫」
そう考えている人は要注意。海外の企業と日本の企業の面接は全く異なる場合があるからだ。オーストラリアの面接でよく聞かれる内容は、必ずしも日本企業の面接で聞かれる内容とは限らない。
インターネットを駆使して、面接対策を行うことを怠らないようにしよう。

最後に

オーストラリアのワーキングホリデーで落とし穴にハマらないために気をつけたいことを紹介したが、いかがだっただろうか。
現地に到着してからでは慣れない環境で、職探しの十分な対策ができない可能性が高い。出国前の日本にいる間にどれだけ細く入念に準備できるかがオーストラリアのワーキングホリデーで成功できるかの鍵になってくるということだ。

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