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熱中症対策にはやはり保冷剤

日本は現在梅雨本番の7月前半。しかし日中の気温は梅雨とは思えないほど蒸し暑く、地域によっては40度近い気温で人々を脅かしている。

Yahoo!ニュースでも度々熱中症の話題が取り沙汰されている中、『まいどなニュース』がYahoo!ニュースに掲載していた記事が話題となっている。
内容は、赤ちゃんの熱中症予防に冷却ジェルシートやファンの使用は危険な場合があるというものだ。

熱中症対策に「冷却ジェルシート」はNG!紛らわしいテレビ報道に医療従事者が注意喚起 乳幼児の「命」に関わる重大事故も(まいどなニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/21f0c62cee8db882176896d9226ed338c43e12e2?page=1

この記事では熱中症予防には保冷剤が有効であると記されており、その時々において保冷剤をうまく活用することの重要さを説明している。

そこでこの記事では3種類の保冷剤のメリット、デメリットを紹介する。自分に合った保冷剤を使って熱中症対策に役立ててもらいたい。


普通の保冷剤

ここでいう普通の保冷剤とは、各家庭でも一つは冷凍庫に入っているような食品を冷やすときにでも使える保冷剤のことを指す。

このタイプの保冷剤のメリットは3つ。

  • キンキンに冷えているため、即効性が高い

  • どこでもor無料で手に入る

  • 冷凍庫で気軽に保存できる

既に熱中症を疑う事態の場合は、このタイプの保冷剤を使って脇など太い動脈を冷やすことで効果が現れやすい。それだけでなく、気軽に手に入り自宅の冷凍庫がどんな大きさでも簡単に保存できることはメリットと言えるだろう。しかし逆にプラスティックが簡単に破けてしまう、溶けたら水滴で服が濡れるなどのデメリットも存在する

クールリング

クールリングというのは近年よく見かけるようになった、首専用の保冷剤である。首のかたちに沿うように作られており便利だと人気が高い商品だ。

クールリングのメリットは4つ。

  • 首にかなりフィットし軽量なため身動きが取りやすい

  • 溶けても水滴が出たりしない

  • デザイン性が高く私服にも合わせられる

  • 冷蔵庫で冷やせるため、冷凍庫がなくても使える

クールリングはかなり激しい動きをしない限りは首から取れたりしないため両手が自由に使える。さらにデザイン性もよく、溶けたとしても水滴が出ないためおしゃれ着とも合わせてつけることができる。そして1番のメリットは冷蔵保存でOKなことだ。1人暮らしで冷凍庫がない家でも気軽に使うことができる。
デメリットとしては、キンキンに冷えているわけではないため、熱中症予防としてしかい使えないことや、首を締め付けられると感じるユーザーもいるようだ。そして持続時間も短いため短時間の仕様に限られるという点だ。

アイス枕

アイス枕とは、枕のような形状で柔らかい感触の保冷剤だ。夜間に使用する人も多く、熱帯夜の対策として便利な商品だ。

アイス枕のメリットは3つ。

  • 丈夫な作りで睡眠時に使っても安心

  • 冷たいのに固まったような硬い感触はなく柔らかい

  • 冷たすぎないが、ぬるいわけではない絶妙な温度感

アイス枕の1番の利点は、睡眠時に使っても安心な丈夫な作りだ。さらに普通の保冷剤のような硬い感触ではなく枕のように柔らかいことから頭の下に引いて寝ると心地よい睡眠が取れる。その温度感も冷たすぎないため丁度いい。
デメリットは枕として使うほどサイズが大きい保冷剤なため、冷凍庫で保存する際に場所をとること。1時間もすればそこまで冷たくなくなることだ。

場所や状況によって使い分けよう

3種類の保冷剤を紹介したが、各それぞれにメリット、デメリットが存在する。そのため自身の状況によって上手に使い分けることで熱中症対策につながるだろう。水分補給や空調だけでは熱中症になりやすいと感じていたら、ぜひ3つの保冷剤を使ってこの夏を乗り越えてほしい。

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