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「考え方が甘い!!」と言う人間の心理 過去の出会った人の例

新卒の会社を辞めた後に手伝いがてらやった仕事を辞める時に言われた一言。

当時の自分は根性もなかったし、そういわれても仕方がないとは思っていたが、今の時代で考えると別の捉え方もできる。

今日も記事を見つけていただき、ありがとうございます。

実はあまり話たくないことではありますが、新卒の会社を辞めた後、半年間という短い期間だけある事業の仕事を手伝っていたことがありました。

この話は、あまりにも自分自身の黒歴史の為詳しく辞めた経緯を話すとしたら有料記事にするくらいの話です。
(10年以上前の話になるので、そろそろ時効かなと考えています。)

そこの会社をある理由で辞める話をしたときにタイトルのようなことをコテンパンに言われたことがあります。

一般社会でも、言われた人は多いと思いますが今日はこの言葉について今だからこそ理解できる意味を語りたいと思います。

時代によって考え方は変わる。

当時はやっぱり、3年くらいは仕事をやることが当然で半年足らずで辞めること=無能であるという世間の印象は強かったです。

しかも、当時は立ち上げてまだ軌道に乗っていない状況でこういうことが起きたので、言われても仕方がない状況でした。

当時の上司は根性だったり、パワハラだったり、とにかく俺の考えが正しいという人間で力でねじ伏せるような人だったと記憶しています。

そんな人だったので、自分の仕事の出来なさをこれでもかと指摘されていました。

これが原因で人間不信にもなり、1年近くのニート生活を送ることになりました。(精神はなんとかノーダメージ)

でも、今考えたら時代遅れもいいところです。
そんな昭和・平成初期の考えでは誰も付いてこないし、携帯なんかで録音されて通報されたらおしまいです。

強く言う時は弱さを隠したいとき

今の時代の自分が、当時の上司の方が言ったセリフを紐解くとしたら以下のような心理があったと思われます。

・弱いところを見せたくない
・自分自身の考えを正当化させたい。
・苦しむことを美徳と考えている。

正直に言えば、完全な一匹オオカミだったし、ワンマンで自分のやりたいことを何が何でも力づくで貫き通して生きてきた人でした。

すぐに怒りのボルテージも上がりやすい人だったので、今思うと大変でした。

力が強すぎて誰も間違っていると反論しないし、逆にその人に心酔しきっている人もいたため、自分みたいな落ちこぼれが助言したところで聞く耳を持ちません。

でも、皮肉なことに本人が主導してやっている事業はまったく軌道に乗るような出来事は起こっていませんでした。

逆に当初想定した支援者が手を引いたり、双方の言い分が食い違っていたり、どちらが正しいのかまったくわからない混沌とした状態。

自分自身もどこかで泥船に乗っかっているのではないかと悟ったので半年で色々な理由を付けて逃げることになるのです。

自分自身の甘さを有難くいってくれたのかもしれませんが・・・

そんな言葉を言っている時点で、うまくいかない理由を本人が引き寄せて不安にさせているにも関わらず、その現実を誤魔化したい気持ちで出た言葉だと思っています。

強く威圧する言葉の裏には、弱さを見せたくない、舐められたくない心理があります。

一瞬は相手を威圧することができますが、言うことで弱さを隠しているだけにすぎません。

まとめ

記事を書いていて懐かしい感じがあったので、当時の会社をググってみましたが、3年前に閉業していました。

ベンチャー企業の生存率は10年で6.3%ほどと本当にビジネスとは難しい世界だと痛感。

そして、自分自身も半年でよく辞めれたなと今思うとその時の決断は正しかったと思うばかりです。

トップの発言する言葉が汚かったり威圧するような言葉を使っていたら、自分のプライドを守りたいだけで言葉で誤魔化しているだけ。だからこそ、普段から使う言葉には気を付ける。

言葉は人を創るから。

自分の人生の反面教師としては役に立っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ふぉあぐら


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