長期的な目線で考える重要性 佐々木朗希の完全試合に見る短期的な結果を捨てる考え
日曜日、地元の買い物でぶらぶらしていた最中。
yahooニュースで、凄いことが起きていることを知り
野球の中継がやっているHub(バー)へgo!!
そして、8回表からビールを片手にドキドキしながら見ていたけれど
危なげなく、完全試合を達成。
(いつもな禁酒だけど、その日だけは・・・・)
しかも、連続奪三振の新記録と一試合の奪三振の日本記録タイ。
でも、ここにいたるまでの過程がしっかりしたからこそ
大偉業なのかもしれない。
今日も記事を見つけていただき、ありがとうございます。
下書きを前日にやっているので若干興奮状態ですが
地元が千葉であることもあり、興奮状態でいます。
ですが、こうも思いました。
目先の結果、短期的結果を考えずに、長期的な意味で5年後10年後を見据えることの重要性を再認識した出来事。
社会人になったら即戦力と期待されますが、使えないとわかったらクビ当然みたいな文化が日本にはいまだに残っています。
クビとまでいかなくても、最初の頃の評価がその後に影響しますよね。
今日は、完全試合を達成した佐々木朗希に見る
長期的視点で考えることは本当に大変であることについて、自分の過去にも似たようなことを思ったのでお話ししようと思います。
日本人はすぐに結果を求めがち
野球の話ではなく、自分たちのように副業などの活動を例にお話しすると、
副業関係のやり方等を調べ際、必ずこういうワードが飛び込んでくると思います。
「誰でも簡単」
「短期間で〇〇〇万円の収入」
「一日数分だけ」
こんなキャッチコピーで、いかにも素人の自分でもできるみたいな
怪しい商材や情報があると思います。
ですが、もしそんなことができたら
今頃すべての日本人は、全員会社員なんてしていないし、お金持ちになっています。
そんなわけがないのに、つい簡単に成果が達成できそうな情報ややり方に手を出したがる。
自分も人のことを言うことはできませんが、ダイエットでも同じようなものです。(○○ダイエットとか流行っていたな・・・・)
そういうのが広がっているからこそ、長期的に考えることを日本人は意外と苦手としているし
短期的な結果を求めがちです。
将来のことを考えての決断は、本当に大変
野球の話に戻します。
今回、完全試合を達成した佐々木朗希さんは、素材は超一流であり、入団当初は18歳という年齢でも、即活躍できるポテンシャルをもっていましたが
以下二つの出来事があったのを覚えているでしょうか?
・高校三年の地方大会決勝でマウンドに立たせなかった
(将来のために体(特に肩)の消耗を抑える)
・即戦力で投げさせるのではなく、一年目はじっくりと体力強化に努める。
(将来のことを考えて、一年目は無理をさせない。)
特に、甲子園のかかった地方大会決勝でマウンドに立たせなかったのは
当時賛否両論がありました。
ですが、甲子園で活躍することは、短期的な人間の欲です。
そりゃあ甲子園での雄姿を見たいですが、プロの世界に入って長い間活躍することを考えれば短期的なリスクでしかありません。
そこに気が付いていない人間が非常に多かったのをメディアで感じ取りました。
しかし・・・
そこから3~4年の月日が流れて
28年ぶりの大記録を達成した。
これは明らかに
目先の一勝よりも、価値が全然違います。
ですが、こういう決断を
なかなかできないのが現実です。
短期で切り捨ている人は、長期目線で待つことができない人。
自分は、佐々木朗希さんのように、光る能力があったわけではありません。
当時、新卒で新社会人に入ったとき、
全然仕事で結果を出せなくて、上司は完全に呆れていたと思います。
別の仕事では、できないと分かった瞬間に手のひらを返して対応が変わったこともありました。
そして、できない自分を思いっきりディスる。
ただ、今仕事ができるようになった今はハッキリと言えます。
短期の結果で切り捨てる人は、そもそもそれしか求めていない人。
そして、長期視点でその人の能力を見ることができない人。
当時出会った上司たちは、こういう人だったと仕方がなく思うようにしています。
不器用=大器晩成であることを知らないと言っているようなものです。
最後に
長期目線で、計画を立てることは本当に大変。
今回の佐々木朗希さんは入団前から無理をさせずに
じっくりと体を作り上げ
登板間隔を十分にあけるなどして
2年間じっくりと計画を進めたそうです。
大切なのは
1年2年で活躍して得る結果ではなく、それ以降に長く活躍続けること。
どんなに素質があったとしても、それを長期間生かせるようにするためには短期的に得られるものを捨てる覚悟が必要。
完全試合が、佐々木朗希さんの伝説の始まりであり
ここから何年も活躍されることを期待しています。
5年先くらいのメジャーでの舞台も楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ふぉあぐら
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