見出し画像

仕事はできるようになるもの できないことは気にしなくてよい理由

今年新社会人として入社した人にとっては

GW明けというのが

本当に辛い時期

・同期ができているのに、自分は全然できていない
・周りから置いていかれる
・自分なんて社会不適合者だ

こんなことを現実的に考えてしまう時期。

そして、心が折れそうになる一番危険な時期。


今日も記事をみつけていただき、ありがとうございます。

ふと、yahoo知恵袋を調べると

昔の自分のように、仕事の覚えが悪かったり等で悩んでいる方が

いっぱい出てくるので

今日は

仕事ができないことは気にしなくてよい

という話をしたいと思います。

ただし、勤務態度等の能力以外の礼儀はしっかりしていないと
こちらもお手上げです。

結論を先に言えば

できないという経験も仕事をするうえでは、武器になるからです。

仕事ができないからこそ、見えることがある。

自分の過去は

・同期の中で一番研修ができなかった
・配属されたら直属の先輩に匙を投げられた
・現場を何度もたらいまわし
・上司の信頼ゼロに近いww

本当に散々なものです。

一生懸命やっているのにもかかわらず、何故か空回り。

上司の信頼も散々裏切ってきました。

最終的には3年もたずにクビ当然という結果に終わりましたが、今思うと会社の空気に合っていなかったのかなと思うしかありません。

こんな自分ですが、あえて

「仕事ができないことを気にしなくてよい」理由を書いてみようと思います

理由1:その人ができる人材、戦力になる人材になるかは短期間ではわからない

「石の上にも3年」という言葉があると思います。

どんなに辛くて辛抱していれば、やがて、何らかの変化があって、好転の芽が出てくると言うこと。

ウィクショナリー

上記のような意味ですが、どうしても3年という数値が大きいので

3年間、辛抱強く教育してみても、何も変化が見られなかったら、

お荷物やハズレという認識で上司や社長は考えます。

しかし

その人が3年間で絶対に成長するという根拠はありません
すべての人間が3年で絶対に成長すると誰が決めたのでしょうか?

もしかしたら、5年後に能力が開花するかもしれません。

プロ野球の世界でも3年で結果を出す人もいますが、3年以上期待したけど、使えないと判断されて戦力外になっても、環境を変えたら能力が開花する選手もいます。

なので、教育をしている数か月ちょっとの間で

「A君はできる、B君はできない」と判断するのは早すぎるし、常に3年間で絶対に即戦力にできるほど、人間の能力を見抜くには期間が短かすぎる。

しかし、会社の事情として、長期間見るのはコストの問題もあるので仕方がなく3年という区切りを決めているしかないのです。

会社という組織があっても、すべての人を仕事ができる人にすることはできません。

理由2:できない新人とは、担当する先輩の力量が試される。できる新人ではそれを試すことはできない。


あえて、教育する先輩の立場からお話しします。

新人の配属に関しては、基本的に上司は

出来る人をとりたがります。

理由としては単純で

仕事を順調にこなしてくれる可能性が高いからです。
つまりトラブルや遅れの原因になることを避けるからです。

ですが、あえて研修で出来る人を採用するデメリットを話すと

配属先の直属の先輩がまったく成長できないことです。

もし、仕事で出来る人・ある程度問題を起こさない人だと

教える側にとっては、まったく成長にはなりません。
順調に仕事をこなしてくれれば、丁寧に教える必要はないので、一瞬は楽です。

逆に、できない人の方が、教えることにはかなり苦労はしますが

その時の苦労や経験が、先輩にとってチャンスになるからです。
先輩にとってはつらいですが、一皮むけるチャンスがやってきたと捉えないといけません。

・ここでつまずいたのは、こういう教え方をしなかったから。
・今までの教え方では、不十分であることを理解する。
・新たに新人を教えるときには、これを注意することが必要。
・単に指示をしただけで、やってくれるものだと思い込んでいた。

苦労しながら教えることで、新人側への信頼は一気に上がります。

自分の場合は、サジを投げられましたが

お手上げではなく、先輩自身が成長を諦めた瞬間です。

「お前使えねえな」と良く言われた人もいますが

これは、先輩自身が「新人を仕事ができるように教育できていない」ということを証明する言葉です。気にしないようにしましょう。

理由3:「わからないことがわからない」と感じる経験は、最初から順調にできた人間には持っていないこと。

自分自身の経験のひとつですが、

研修や仕事で、できなかったことはある意味財産です。

なぜならば

できなかった経験をしているからです。

これの効果がでるのは、1年後

自分のようにできなかった新人を教える側に立った時です。

どうやったら、自分みたいにできなかった人間が同じように現れたときにアドバイスをするか?を真剣に考えることができるからです。


逆に、最初からできた人だと、こう言ってしまいがち。

「なんで、こんなこともできないの?」

本人にとっては悪気はないし、つまずいていないので、自分の判断軸で言ってしまいがち。

こういう言葉を言うと、人はやる気を失います。信用も一気にがた落ち。

ですが、最初からできなかった人だと

「よくわからないよね(笑)昔の自分も全然わからなくて苦労したんだよ」
「ここはまず○○という視点で考えてみるとわかりやすいよ」

という感じで話すことで

先輩もそういう経験があったからこそ、今こんなに成長しているんだなと感じ取ってももらいやすくなります。

これは、出来なかった経験がプラスに働く例のひとつです。

最後に

社会人になると、本当に大変です。

仕事、人間関係、環境、配属される部署や教育をする先輩などイレギュラーなことばかりです。

評価もシビアなので、仕事ができない人にとってはプレッシャーでしかない。

でも、あえて断言します。

仕事ができないことも、視点を変えれば武器になります。最初はどうしても自信を失いがちですが、その時の経験は後になってじわじわと効果を発揮します。

最初から無理してアピールをしすぎて、ハードルを無理に上げるよりはましです。

5月6月と新入社員の方には大変な時期ですが、自分自身の経験が役に立ては幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ふぉあぐら



この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,258件

サポートいただき、有難うございます。サポート以外でもスキやフォローいただけると、今後のnote活動の励みになります。