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過去の仕事_ニート・フリーター期間の意味

お昼ご飯の愚痴を書きましたが、書いた感じがしないので

過去のことをプラスで投稿します。

はじめに

自分にとって、地獄の時代は

2009年4月から2017年10月までの約8年半。

怪しい会社に勤めたのが半年。

休職期間とニートの時期が1年半。

フリーターとして人生を見つめなおした6年半。


当時は、どうして、こんな落ちぶれたんだろうとか

どうして、こんな運命なんだろう。

何度も、何度も、そう思っていた。

「遠回りしすぎだ」と思っていた。


だけど、社会人に復帰し


社会人一発目の仕事の契約を結んだとき


はっきりとわかったことがありました。


新卒時の仕事

新卒時の会社の話になります。

新卒の会社で主にやっていたのは、


金融系のシステム開発。


いろんな、大手銀行のシステム開発を経験させていただいた。

でも、金融系のシステムは大変。

規模でかいし、工程は細かいし、何度もやらなきゃいけない。

その中で、自分が病気になり、自分の自信をずたずたにした案件があります。




「あおい銀行のシステム案件」
(曖昧な表現にしていますが、あそこの銀行です。)


自分はこの場所でのトラブルと上司からのパワハラで鬱病寸前の状態にまでになり、新卒の会社を退職。



でも、この案件の話は、テレビのニュースでも取り扱われるくらいになり

当時は悪い意味で、すごいことが起きてるなと、第三者側として静観していました。


社会人復帰一発目の現場

現在の会社での初めての案件。

社会人復帰した一発目で

まさかの、あおい銀行のシステムの話がやってきた。



最初はとてつもなく怖かったが、プログラム開発はすでに終了していて、テストシナリオを実施するために、コマンドを打つ人員が必要だったため、自分が担当することになった。


なんでコマンド打つだけ??と思ったが


銀行のシステムは何かを操作したりするときには、何度も想定のテストシナリオを実施して、問題なくできて、ようやく本番作業に臨むのですが、それまでに時間が掛かりすぎる。そりゃあ銀行だから、影響がデカいと簡単にできるものではない。


重要なシステムの中心で、コマンドを打つ時も、想定外のことをやっていないかどうかを監視する必要があるため、必ず二人体制で行わないといけない。自分の場合は3人体制。


しかも、コマンドを打つキーボードは、何を打ったかどうかを記録するシステムが搭載されているので、ミスしたら色々と問題になる。

しかもコピペも禁止、想定の時間以上のことが発生したら障害報告書かされるレベル。


すごい世界を経験した。


たかが、決められたコマンドを打つだけなのに。


それが、あおい銀行のシステムの大きなニュースとなった仕事です。
(あえて曖昧にしておきます。あの話です)


案件自体は、半年ほどで終了、何事もなく契約を満了できました。


わかったこと

話を本題に戻します。

自分がニート・フリーターの期間を長くやっていたことで、こう思いました。

もし、新卒で入った会社を何が何でも辞めていなかったら、この銀行のシステム開発に配属されて死んでいたかもしれない。生きていても人間として終わっていたかもしれない。


ニートとフリーターで何をやっているんだろうと思っていたが、

悪い運命を進む可能性から、運よく避けれれていたのかもしれない。

いろんな人が動員されて、大変な目にあった人だっているわけだから。

当時の馬鹿な自分では耐えられなかっただろう。


辞めたきっかけの案件と、社会人復帰の一発目の案件が同じ銀行とは


神様がいるとしたら、なかなか粋な計らいをしてくれたのかもしれない。


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