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夢がなかった頃の話

昔の夢は安定すること。なんとも面白みのない夢を持ち続けていた。

今日も記事を見つけてくれて、有難うございます。

ちょっと過去の話で、当時の自分には夢が存在しなかった悲しいお話をしてみようと思います。

たぶん、当時は当時で葛藤があったのだと思います。

はじめに

小学校、中学校、高校、大学と人生を進める中で普通であれば何かしらの目標や夢が存在してのではないでしょうか?

「部活で全国大会に出場する」
「○○大学に行く」
「学生時代を充実させる」

という感じなのかなと思います。

ですが、自分には高校、大学、社会人に新卒入社しても、特別これをやりたいということがありませんでした。

これはある意味異常な感覚でした。

夢がなかった学生時代と社会人

よくよく考えてみると、自分の人生の夢とか目標とかもなかったしそれをもし言語化するのであれば、以下の言葉になります。

安定

学生時代も、授業に出る→地元に戻ってバイトするの繰り返し。
生活のリズムを崩したくない感情もありました。
サークルも何か月かやってみても特に楽しいという感情もなく、すぐに辞めてしまったし、大事な学生生活を損していたなと感じます。

ですが、当時の自分はそれで満足していました。

どこか旅行に行きたいわけでもなく、どんちゃん騒ぎをしたいわけでもなく、でも心は全く満たされていない。

だけど、今は理由がはっきりとわかります。

「親の顔を気にして育ったため、表面上でよい子を演じていた。」

当時は、実家暮らしだったため親にきちんとした姿を見せないといけないという心理が働いていたと思います。

真面目に授業出て、真面目にバイトをして・・・・・

他人の目を気にしすぎて、本当にやりたいことに目をつぶってしまっていたんだと思います。

その反動で、当時流行っていたサッカーのカードゲームに何十万という金額(バイトで稼いだお金でやっていた)をつぎ込んでやっていたので、こういうところでうまくストレスを発散していたのだと思います。

夢がなかったのは、大きなことを目指して反対されるのが怖かったというのがありました。

それが、当時の安定を夢にする動機でした。

挫折をして夢を見つけるまで

でも、そんな後ろ向きに人生を進んでいたら、社会人になって通用しません。自分よりも何十倍もできの良い人間と評価で戦わなければいけないからです。

自分はあっけなく、心をポキっと折られるわけです。

谷底に落とされたら、安定というよくわからないものを目標に這い上がれるわけありません。

心を動かす動機で「安定する」は弱すぎるからです。

もっと強い目標や夢が必要になることに気が付くのにたくさんの時間が掛かりました。

その時に初めて決めた目標が

「社会人に戻って、3年間を全うする!!」

その目標を決めたのがフリーターとして再出発をした10年前。
今は社会人に復帰して、もう少しで社会人5年目のシーズンに突入します。

未来とは良くも悪くも予測できないものです。

おわりに

皆さんには目標があると思いますが、自分みたいに全く目標がない人もたくさんいると思います。

正確に言えば、明確な目標や夢がわからない状態なはずです。

30代後半になってくると、時間の経過も早いし、ゆっくり時間が流れていた学生時代が懐かしく思えてきます。

あえて、目標や夢を持てという話をするわけではありませんが、自分の体験談を書くことで

「今の自分は、ヤバい症状だな。」

と思っていただけたら幸いです。

最後まで読んでいただき、有難うございました。

ふぉあぐら


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