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訪問看護ステーションあやめ郡山南のお話

こんにちは、ブログ担当です
本日は今年2023年1月に開設しました
【訪問看護ステーションあやめ郡山南】
の管理者(以下、管)さんにお話を伺いました。

1、今年1月に開設してからの様子

―――地域的にご相談いただく方はどのような方が多いですか?———

管「20代の方から80代の方からでも「精神疾患があるのですが」というお問い合わせをいただきます。
 精神科の訪問看護を運営しているから当然という見方もありますが、「年齢を重ねて認知症と併発されて」というものではなく、純粋に精神疾患で悩まれている方からの相談が年齢関係なく多い印象です」

―――訪問看護を提供していく中で意識していることはありますか?———

管「『その方が良い方向に向かっていきたいことを援助する、自己肯定感を上げられるように接していくこと』です

 開設当初から伺わせていただいているある女性の利用者様がいらっしゃいます。
 その方はパーソナリティ障害をはじめ、うつ等複数の診断がある方です。
 実家に住まわれていたのですが、
『日常生活を過ごすことが難しいこと』
『ご家族様の病状に対してのご理解が難しいこと』
からグループホームに入居することになりました。

 症状から地域でも知られている方のようで、担当行政の方からも『難しい方』というお話をいただいていました

 ご実家でも訪問看護サービスを受けていましたので、引継ぎをさせていただいた際、「お子さん(新生児)についての対応相談が多かった」とお話にありました。
 こちらはグループホームに入居されることでお子さんの心配から離れて、ご自身のことに専念できるようになったのだと考えられますし、訪問看護でもご本人様の症状により対応できるようになったと思います」

2、「希死念慮対応」と「ご本人様の希望に寄り添うこと」

管「周期的に希死念慮がある方でしたので、時々お電話で相談にのることがありました。
 ですが、ご本人様から
『変わっていきたい』
というお話、相談をいただいておりました。

そのお話を聞き事業所として、
・ご本人様が変わっていきたいと望まれているなら、ご本人様が出来ているところを見て、フォローしていこう
・変わっていっていることを言葉として、言語として明確に伝えていこう
ということを気を付けるよう共有していきました
 ご本人様の自己肯定感を上げられるように接していくことが主だったと思われます。

今年の10月から訪問を開始させていただいています。
日常生活がままならないような、自分の事もなかなか出来ないような状況でしたがお部屋の掃除をはじめ、自発的な動きが明確に見えていますし、
はじめ引きこもりのような状況だった様子から、自発的に声をかけていただけるような、頼っていただけるようになっています。

3、地域貢献としての実感

管「最近は関係機関、病院の先生からも信頼頂いていることを実感します

 ある利用者様を対応させていただいておりますが、その方の主治医の先生やご家族様から『あやめさんが来てくれてから表情が明るくなった』とお声掛けいただきました。
 その方は他の訪問看護が続かなかったと聞きましたが、現在も当事業所は対応させていただいています。
 また、その主治医の先生のいらっしゃる病院では、病院内でもあやめ郡山南を信頼頂いているとお話をいただきました。嬉しいことです。」

4、あやめ郡山南の長所

管「あやめ郡山南の良いところは、スタッフ同士が感謝を口に出して、言葉で伝えられるところです。全部で4名のスタッフですが、時々一緒に食事をしたりしていることも協力的になれる要因かもしれません。
 また、毎月反省点や目標について話をしています。
 業務内容について共通の意識を共有することでより業務への連帯感が生まれていると思います」

5、あやめ郡山南の今後

管「現在、おかげさまで利用者様が増えており、地域貢献を実感しています。さらにあやめ郡山南をもっと地域としても知ってもらいたいですし、今利用されている方、ご存じの方には『頼りになる事業所、存在』として実感していただけるようにしていきたいと思っています」

6、訪問看護ステーションあやめ郡山南 情報

訪問看護ステーションあやめ郡山南
〒963-0101 福島県郡山市安積町日出山字一本松47 安積ヒルズ401号室
℡:024-973-6662
Fax:024-973-6663

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