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ボヘミアンでラプソディーな名シーン

 今朝放送されたMBSラジオ「松井愛のすこーし愛して」。木曜日はパラ師匠の日だ。そんな今日のトークテーマは「やってみたら意外と良かった!」だった。

 私の「やってみたら意外と良かった!」それは、サブスクだ。少し前から流通し始め、昨年のステイホームで一躍日の目を浴びたサブスク。ところが、如何せんネットと相性の悪い私、今まで一度も使ったことがなかった。ところが、大学の授業の都合でどうしても必要になり、しぶしぶ無料体験を利用した。

 ところがこれがもの凄く良かった。食わず嫌いだったものの、一気に虜になってしまった。

 そして、かねてからの念願だった「ボヘミアンラプソディー」を遅ればせながら見ることができた。

 私が高3の時の映画だったがその頃には見に行けず、先日の金曜ロードショーも見れなかった。見る機会になかな恵まれなかったが、渇望していた作品だった。

 憧れの学園のマドンナに出会うような期待と緊張感を身にまとい、満を持して「ボヘミアンラプソディー」と対峙した。ところが、これが私の期待を遥かに上回る作品。ラストのライブシーンでは、画面の前で一緒になって手をたたき、両手を高々と掲げる自分がいた。

 往年のロックスター、フレディマーキュリーの一生を追った作品。フレディの、Queenのメンバーたちの青春、情熱、愛情など、人間の美しさ、尊さをこれでもかと詰め込んだ2時間。

 45年という短すぎる一生。しかし、その中で数えきれないほどの人々の心を震わせ、電光石火の如く駆け抜けた、‘‘濃‘‘なんて言葉では決して収まりきらないほどの濃密な人生。

 フレディのセクシュアリティに関するセンシティブな内容も包み隠さず描かれていた。日本では何となくタブーな風潮が流れる部分。しかし、この部分があるからこそ歌詞の一言一言が心に刺さってきた。曲に、歌詞にフレディの人間性、優しさが滲み出ていた。

 万全とは言えない状態でステージに立ちに、全世界の人々の心を震わせた伝説の21分間。フレディの魂のパフォーマンス。

 フレディがこの世を去り、何十年も経ったが、彼の思い、情熱、伝説は21世紀の今にもこうして脈々と受け継がれている。

 できることなら、私もあの時代に生き、あの会場でともに両手を掲げたかった。フレディは、Queenは、まだまだ我々の心の中で生き続ける。彼らの燃えるような熱い思いを胸に、熱く生きようと思った。

「Radio someone still loves you!」

#フレディマーキュリー

#ボヘミアンラプソディー

#ロック

#映画

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