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私が杉並に来た理由①-高専退学したら杉並にいた-

私は栃木県上三川(かみのかわ)町出身です。
こんな初見では読めない場所の出身である私が、なぜ杉並に来たのかを今回はお話します。

私は地元の高専に通っていました。
中学卒業後から5年間通う高専ですが、私は4年生の後期に休学をします。
理由はさまざまありますが、簡単に言うと色々と抱え込んだことによるパンクです。

ただ、その休学が杉並と出会うきっかけにもなりました。
ちょうどその時、高専で学んでいる学問が本当に学びたい事なのかと疑問に感じていたのです。

私は休学中に学問の内容を変え、別の学校に進学することを決意しました。
選んだ学問は観光や地域のこと。
当時は、地元栃木の地域おこしに興味を持っていたのです。

私は四年制大学進学を考え始めました。
しかし、ここで大きな壁が立ちはだかります。
私が高専に通っていたことでした。

高専は、高校のカリキュラムとは違い文系教科をしっかりと学びません。
学業以外でも大学進学する方法はあるのでしょうが、当時の私は予備校などで勉強をし直して、大学受験をするしかないと考えていました。
また休学をしたことが恥だと思っていた私は、少しでも早く学生として復帰し、その上でなるべく学費の負担が軽くなる選択をしようと思いました。
両親になるべく迷惑をかけたくなかったのです。

私は四年制大学の進学をあきらめ、短大または専門学校の進学に切り替えました。
ただ、せめて学びたい学問を選びたいと思い、観光のことを学べる学校にしようと思ったのです。

その時、一つの学校が目にとまります。
それが、私の母校となる杉並区堀ノ内の「東京立正短期大学」だったのです。




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