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【スペシャルインタビュー #8】強いリーダーシップときめ細かい仕事。他社にも紹介したい信頼感です。_株式会社ペルセウスプロテオミクス/鈴川さん・須藤さん

創薬事業を展開するベンチャー企業、ペルセウスプロテオミクスさん。今年の5月に新オフィスへと移転されました。オフィスといっても、ラボ(研究所)を併設した引っ越しは、通常のオフィスと違い慎重に取り扱うべき点が多いプロジェクト。困難もあったようですが、どのように乗り越えられたのでしょうか。また多数のフロアにまたがる非効率オフィスからの移転でどのように改善したのでしょうか。

今回の移転業務が初めてだったという皆さま、FaMil担当者との良好な関係性がよくわかる、笑顔あふれる取材でした。

写真上から、
株式会社ペルセウスプロテオミクス
鈴川 信一さん 取締役 管理部長
須藤 香織さん 管理部
https://www.ppmx.com/

――ご担当されている業務内容を教えてください。

鈴川さん:
管理部の部長を務めています。当社は創薬の研究開発を生業としていますが、管理部では総務・経理・会計・渉外・管財と、研究開発以外のすべてを担っています。私自身は前職までに移転の経験はありますが、ここでは初移転です。

須藤さん:
私も管理部門で人事・経理と、総務も少し担当しています。移転業務は初めてでわからないことばかりでした。

――今回は、ご紹介でプロジェクトの移転サポート業務をご発注いただきました。

鈴川さん:
はい、社長が懇意にしている同業社で株式会社サイフューズさんにご紹介いただきました。オフィスに見学に行き、アドバイスをもらったのがきっかけです。

今回初移転ということで私どもだけでは知見がなくて不安でしたので、どこか什器メーカーに一括して依頼すべきか、どこにしたらよいか、と検討していました。通常のオフィスではなく研究設備があるので、そこが一番のポイントだと思っていました。 

――いままでのご経験でも、外部に移転サポート業務を頼むというのは普通のことでしたか?

鈴川さん:
いえ、これまではなかったですね。オフィスだけならそこまで考えなかったかもしれませんが。実際FaMilさんにお願いしてみて、サイフューズさんからもらったアドバイスの通り、「1社だけにまとめて頼むよりも、移転サポート業務を別で頼むことでコスト面でも柔軟に対応できることもある」というのを実感できましたね。 

――どんなことが決め手になったのか教えていただけますか。

鈴川さん:
実は複数の大手什器メーカーに話を聞いたのですが、その後FaMilさんとも話をして、柔軟に対応いただけることや料金的にも納得感がありましたので、ほぼ満場一致で決めさせてもらいました。

――ありがとうございます^^ 

――ワンフロアに集約し、コミュニケーションと業務の効率をUPさせたい、というのが新オフィスのコンセプトでしたが、移転前後でどんなことが変わりましたか?

鈴川さん:
前オフィスが4つのフロアに分かれていたので、とにかく非効率でした。オフィスもラボも広くなり、一つしかなかった会議室も増設して同じフロアになったので、導線がすごく良くなりました。業務効率が上がっただけでなく、採用候補者にも「こんなきれいなラボは見たことがない、ぜひ働きたい」という声をいただいたりして、リクルーティングの面でも効果が出ています。

須藤さん:
席と席の間の通路が広くなったことで、わざわざ会議室に入らなくてもちょっとした打合せがすぐできるようになりましたね。お昼休みもそれ以外でも、会話が増えて社員の笑顔が増えた、前よりも活気が出たという印象です。オフィスの中央に設置したカウンターで、新オフィスで最初の打ち上げのような会を催すこともできました。社内でそういったことができるようになったのもとても嬉しいです。

――活用されていてすごくいいですね!

――さてここまでいいお話ばかりですが、プロジェクト中には困ったことやご苦労もあったのではありませんか?

鈴川さん:
私にとっては、予算ですね。当初の想定よりどんどん上がっていくので、どう役員会で話を通そうかと頭を抱えていました。要因はラボで、精密機器の取り扱いに専門家に入ってもらうとか、空調関連の工事では一般のオフィスとは全く違うレベルの対応が必要になりました。

ただ、担当の松丸さんと本舩坂さんが上手にリードしてくださったので、私よりも多分お二人の方がよっぽど悩まれていたのではないかと思います。

須藤さん:
私は、全般的にとにかくスケジュールがものすごくタイトで、ずっとハラハラしてたということですね。空調の施工業者がなかなか決まらず、オープンが5月なのに実質4月上旬あたりからやっとオフィス工事に入るという状況でした。

鈴川さん:
なかなか空調の施工業者が見つからなかったときは、私もかなり心配でした。松丸さんに順調ですか?と聞くと「順調ではないですが絶対大丈夫です」と。頼もしかったです。オープン後の打ち上げの席で、「この仕事を20年やってきて移転できなかったことは一度もないけど、今回は本当にまずいと思った」とおっしゃってましたよ(笑)。

――それはそれは、無事に完成して本当に良かったです。

須藤:
あとは、引っ越し期間中、施主として現場に立ち会ってほしいとお願いされたのですが正直何をしたらいいのかわかりませんでした。

――FaMilの担当はお役に立てましたでしょうか?

須藤さん:
それはもう…困ったときにいてくださる安心感たるや、です。スーパーマンのようでした。

印象的だったトラブルが、ラボで使用する超低温フリーザーの搬入です。設計段階でちょっとミスがあり、電源プラグの形状が違っていたことが納品の前日に判明したんです。でも施工業者さんは設計どおりに作業をしていますし、翌日にはフリーザーが納品され、すぐに稼働させないと後工程が全て遅れてしまう、どうしよう、とその日立ち会っていた弊社の担当者が困り果てて本舩坂さんに泣きついたところ、「わかりました、私が対応しますので一旦今日はお帰りいただいて大丈夫ですよ」と。

後日聞いたところ、本舩坂さんがすぐ施工業者に連絡して調整してくれたことと、その日のうちに替えのプラグを探してきてくれたことで、翌日無事にフリーザーの納品に間に合ったんです。

――それは…大変でしたね。現場で焦るお気持ちもよくわかります。とりあえずまかせて下さい、という言葉をもらえるのは安心につながりますね。

須藤さん:
移転プロジェクトチームのメンバー間では本舩坂さんが不在の日はちょっと緊張が走る、というくらい頼りにしていました。ほかにも想定外のことが起こるたびにどれもすぐ対処してくださって、不可能を可能にする方法が常に頭にインプットされているんだな、と私たちも勉強になりました。

 ――先ほどから本舩坂のことを「もとふな」と呼んでいらっしゃって、FaMil担当者との関係性はとても良かったのかなと、推察します^^

須藤さん:
はい、途中からそうやって呼んでいましたし、例えばオフィスで必要なものがあったら「“まつまる商事”様、お願いできますか」とメールしてました(笑)。

もうひとつ楽しかったエピソードがあります。引っ越しの期間中は移転プロジェクトチーム全員、周囲にわかりやすいように「ボーダー柄の服着用」をルールにしていたのですが、当日松丸さんと本舩坂さんがボーダーを着ていらして、一言もその話をしていなかったのに驚きました!みんなで写真撮影をして、現場の空気が一気に和んだ瞬間でしたね。

――より一層一体感が生まれた感じですね!

FaMil松丸とペルセウスプロテオミクスの皆様

――FaMilが今後成長していくために、課題と思われることがありましたらお聞きしたいです。

鈴川さん:
弱み、というのは特に思いつきません。逆に強みはすごくよくわかりましたのでそこをさらに伸ばしていかれたらいいのではないかなというくらい。松丸さんの指導力には感心しましたし、本舩坂さんは丁寧な仕事をなさるし、移転サポートということでは本当に能力の高い会社だと認識しました。

オープンしてみて見つかることもやはりあって、移転して終わりではなく今でもしっかり対応いただいていますので安心しています。知人が移転するとなったら紹介したいと思っています。

須藤さん:
私も特に見つかりません。レスポンスが早いのも信頼感につながりましたし、会議の議場でしっかりと仕切ってくださるのもありがたかったです。スケジュールが押してきて正直私たち自身もちょっと弱気になっていたときでも、諦めずに進めてくださいました。本当にいい会社にお世話になったと思っています。

――今後もお褒め頂いたことを励みに、気を抜かず邁進したいと思います。ありがとうございました!


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