元施工管理が選ぶ、建設業のおかしいアタリマエ3選
建設業で10年も働いていれば、目を疑うようなエピソードの100個や200個くらい出てくるものだろう。
その中から厳選したあるあるをいくつか挙げてみたい。
以下、各タイトルについては極楽とんぼの加藤浩次さんを意識して読んでいただけると🙏
工期変更…当たり前じゃないからな!
稀に、、いや割と、頭のネジを絞め忘れている元請さんに出会うことがある。
Good。非常に丁寧なお願いだ。さっそく工事屋と調整しよう。
おい。なんで調整できる前提なんだ。ちゃんと頭を下げやがれ。
え?来週だよ?うち、飲食店じゃないよ?いや、飲食店でも迷惑だわ。
・・・
こんなことが日常茶飯事である。
返品…当たり前じゃないからな!
わたしは施工管理だけでなく資材の営業もしていたのだが
稀に、、いや割と、頭のネジを絞め忘れている工事屋さんに出会うことがある。
Great。気持ちの良いお願いだ。受け取るが手数料はいただく。
だからなに?受け取らんよ。返品の受け取りは義務ではないんだぞ。
なんでやねん。誰が受けとんねん。外装ボロボロやろ。
・・・
君ら、ラーメン出された後に「やっぱ醤油で」って言うんか?
よくよく、考えていただきたいものである。
設計変更…当たり前じゃないからな!
わたしは営業の傍ら設備設計の手伝いもしていたのだが
稀に、、いや割と、頭のネジを絞め忘れている設備屋さんに出会うことがある。
Excellent。丸々1週間もらえると助かる。さっそく取り掛かろう。
タイトだなぁ…どうせ元請に言われて飲んじゃったんでしょ?知りませんよ・・・🤷♂️
知らんがな。自分でやりなさい。
・・・
設計費を支払っているなら話は別だが、本来は工事店が自分でやるべき仕事なのである。
「最近は自分で設計できない工事屋さんが増えたよね」
そんなことを先輩方が漏らしていた。
設計できない工事屋ほど、依頼主(元請け)とまともな交渉ができない。
設計をお任せいただくのは構わないが(その代わり浮気は許さんよ♡)
ぜひ勉強していただき、最低限の知識を身につけていただきたいものである。自分の身を守るためにも。
新しい当たり前を
ということで、3つ選んでみた。
元請けさん、工事屋さん、職人さん
それぞれ「アカンやろ」という人が一定数いらっしゃった。
建設業・・・実に奥が深い。
これからは丁寧に仕事をする人が可視化される時代に突入するだろう。
というかすでに突入していて、よろしくないエピソードはどんどんSNSに取り上げられている。
今はその対象が大きな会社や大きな問題に限られているけれど、その粒度が小さくなっていくのは間違いない。
とはいえ、いっちょ上がったオジサンが変わることはない。
彼らは失うものがないので、関わらないのが得策だし期待してもいけない。
残念なのは、そういうオジサンを見てマネしているのか、若いのに
オジサンのような働き方をしている20代、30代が多数存在することである。
できることなら、建設業の悪しき風習に染まっていない若い人たちで、これからの建設業を作っていってほしい。
オジサンのいない会社には人が集まるし、辞める人も少ない。
逆に、人は集まるけど辞める人も多い会社は気をつけたほうがいい。
頑張って!!
#AIサムネ
#建設業
#Vol.3
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