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私の創作

こんばんは、飛び亀です。

#創作のマストアイテム
というタグが募集されていたので、今までの創作について振り返りたいなと、ふと思いました。

私は絵も描けないし音楽も作れないので、主に文章・お話を書くことだけ、個人的な趣味として狭い範囲で行ってきました。
ただ、近年はRPGツクールで二次創作をしてみたり、ツクールを使って動画を作ってみたりしています。

何にしても、同人誌にしたり売ったりという経験はなく、ネット公開ながら非常に狭い範囲で見ていただける人には見ていただいて……程度の趣味創作です。


さて、初めてのネット公開は、中学生の頃のポケモン二次創作ライトノベルでした。
あの頃は電車通学ということもあり、スマホはおろか携帯もなかったので、暇な時間がたっぷりありました。電車でボーッとしているうちにアイデアがどんどん湧いてくる、夢のような時期でした。

もちろん、おかげさまで勉強中も集中が切れれば頭はそちらに行きます。机に座って、思い浮かんだ設定はノートに鉛筆で書いていました

それを元に、同じくノートに鉛筆でお話の下書きをします
その下書きを数日寝かせたうえで、推敲。
そこからパソコンに(当時はホームページビルダーに)打ち込んで、清書しながら最後の推敲をしつつ完成、という流れでした。

実はウン十年経って未完結のままなのですが、高校生、大学生の頃までこの手法でじっくり書き続けていました。まだ某所にアップしてあります。

とにかく、この頃はノートがマストアイテムで、手書きでアイデアをしたためていました。


ところで、自身の創作を振り返った時に、また別の原点があります。

小学生時分、当時からマンガもゲームも好きだったので、よく鉛筆でプリントの裏にポケモンやらカービィやらの絵や4コマを描いたり(あの頃は下手でも気にならなかったね)、そしてアクションゲームのステージを描いたりしていました。
特に後者は、ステージギミックはもちろんのこと、次第にストーリー性も盛り込んだマップづくりになっていきました。

しかし結局ポケモンは、今でも真っ当な2Dアクションを出していませんよね。マリオやカービィへの配慮でしょうか。
ゼニガメやヒトカゲ、フシギダネで、水や火やツタを使いながらステージを、そしてストーリーを進んでいく。
あれは未だに僕の頭の中だけにあります。

それはともかく、そうしたマイファンタジーワールド(ゲーム的な)の表出は、もちろん先述のポケモンラノベにも発揮されていますし、当時やっていた個人ホームページづくりにも生かされたかと思います。
が、もっと本格的に、ストーリー性をもって、グラフィカルに表出させてくれたのがRPGツクールでした。

ちゃんとクリアできるRPGなんてポケモンとドラクエモンスターズとマリオRPGくらいしかなかった12,3歳ごろの私でしたが、かねてよりRPGツクールというものに興味をもっていました。

初めて手に入れたのは、RPGツクールGB2でした。なぜか田中太郎とコラボした作品です。

今思えば自由度は低いので、本当に作りたいマップ、本当に作りたいイベントをこの手で作成できたわけではなかったものの、シナリオを考えること、ツクールの基本的なコツなどは掴んでいきました。

そのあたりが全て実を結んだのはずっと先、社会人になってRPGツクールVX Aceに手を出してからです。


一旦戻って、大学時代。

東方Projectに出会ってしまった私は、はじめは消費者オンリーでしたが、大学卒業前後には二次創作として何本かSSを書きました。

つたないながら極少の評価を頂いた私は、さらなるネタを考えるなかで「やっぱRPGにしたいわ」とツクールに再び手を出したわけです。そういえば、ずっとポケモンラノベの方もRPGにできたらと思ってはいたな。

もともとSSとして書くつもりだったネタを何本か混ぜて、さらに設定を考えて考えてシナリオをつくりました。ただ、自分は割とオチや山場を先に考えてしまうので、途中部分はRPG制作をしながら構成しました。

ポケモンラノベにしても東方ツクールにしても異様に時間がかかるのは、オチを考えてしまっているゆえ、自然なシナリオの繋ぎに苦戦するためです。

ちなみにそのツクール作品はこちら。

オチは最初から考えてるけど、じゃあ最後に戦うのは誰なのかは、それこそ最後まで決まってなかった。


しかし、このRPG制作はとても楽しかったです。

シナリオの話もそうですが、マップ作成の自由度もGBとは当然比べ物にならないので、とにかく楽しかった。
おかげでマップが広すぎるという評価を多数いただきました。
でもマップづくり楽しいから仕方ないんだ。

これは本当に先に書いた小学生時分からのものが出ていると思います。

ごく一部ながら、幻想郷をマップとして表現できるのは最高でした。
まあ、未だにクリア後を作ってますが。


さて、まだまだ書きたいこともありますが、最後に。
創作にあたっては「アイデア創出」と「アイデア保持」、「アイデア発展」が必要です。

最近は脳みそが固まってきたのか何なのか、アイデア創出が(それこそ中学生の頃と比べると)てんで弱まっています。悲しいことです。

ただ、アイデア創出には「時間的な余裕」と「蠢く感情」が必要です。
忙殺されているような時期はもちろんですが、暇を持て余していても何となく穏やかに過ごしている時期にもアイデアが出づらい。

ポンポさんの言うように、幸福は創作の敵なのかもしれません。
やっぱ創作にはネガティブが必要です。思春期は放っといても感情揺れ動く時期だったのでしょう。いいですね、本当に。


あとは、アイデア保持と発展。
これは個人的には、やっぱり紙に書くのがベストだなと今でも思います。

結局面倒で、近年はPC上のメモ帳に書き連ねてしまいます。でも、未だにちょっと違和感が拭えない。
マインドマップアプリなどもありますが、わざわざあんなん開くなら手書きする方が楽だなと思ってしまいます。

ペンを持って、思うさま書き連ねる。
書き連ねたアイデアを上から眺めて、持ち上げて眺めて、さらに考える。

なかなかそうやってハンズフリーにできないのが電子のデメリットです。
その点、やっぱりベストは手書きです。面倒だけど。


実は、小・中・高校時代の創作の紙切れは、未だに机の中に眠っています。
初心に帰るアイテムです。

また続きを、書きたいね。


やる気が出れば!

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