グラマラス!憧憬のレッドバンド
#3|フライフィッシング/FlyFishing
2006年7月29日/ニュージーランド
寒暖の差が激しかったニュージーランドの一日。
早朝、氷点下の空気に触れて凍てついたガイド。ラインの滑りを妨げる氷滴と手足のかじかみを払拭するべく、我武者羅に大川にムチを打った。
重厚なビーズヘッドニンフが厚味のある流芯に突き刺さり流れに馴染む。
緊迫した空気のなか、突如疾走するライン。
そのインパクトはロッドを介しつ全身へスパーク。ヤマメやイワナと同じ、島国育ちの魚とは思えない迫力に脱帽。
色づいたレッドバンドのグラマラスな魚体を前に万感交到る。
トラウト王国の洗礼に乾杯!平静をよそいきれず、会心の笑みがこぼれ落ちた。
FF.BUM(エフエフドットバム)
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Profile
1979年生まれ。2007年に新潟県上越地方に移住。自由と孤独を愛する西洋式毛鉤釣師(フライフィッシング)。いかにして豊かな人生を歩むか、模索の日々を邁進中。
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