緑の谷イワナと戯れる
#40|フライフィッシング/FlyFishing
2021年6月6日/新潟県上越地方
新緑が眩く心地よい6月上旬。この日は当たり日だったようで、20尾以上のイワナが釣れたと記憶している。曇り時々晴れ。早朝に計った水温は理想の12℃。活性上向きのイワナが、カディスやテレストリアル系のフライを次々と咥え、新調したロッドが面白いように曲がった。
なかでも印象に残る色白なイワナ。ここまで白く淡いイワナに出会った記憶はあまりなく、気が付けばいつもより多めにシャッターを切っていた。個性や多様性の領域の奥深さがイワナの魅力だ。
続いてこちらは対照的な銀黒イワナ。水玉模様が美しく、妖艶さがにじみ出た魚体だ。日が差すと、ギラッと輝きを増す艶めかしさに惚れ惚れ。
最後に紹介するのは本日の最大魚。堰堤手前の落ち込みから出た尺イワナ。この日の最後に選んだポイントで掛けた記憶に残る一尾。 この川ではよく見られるスタンダードなタイプのイワナだ。
この川、少し標高が高いせいか、まだタニウツギの花が見ごろだった。山間地は遅れて春本番の様相。越後の山渓にシーズン到来の知らせ。
FF.BUM(エフエフドットバム)
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Profile
1979年生まれ。2007年に新潟県上越地方に移住。自由と孤独を愛する西洋式毛鉤釣師(フライフィッシング)。いかにして豊かな人生を歩むか、模索の日々を邁進中。
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