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イギリス 中学受験を考えはじめた理由 其の5

夏休みも、お泊りででかけたり、どこかに大手を振っていける状態でもなかったので、近所の散策をして、新しいルートの発見や、公園の発見、趣味の充実、習い事の練習、やっと開いた水泳の短期集中コース、日本語の学習により力を入れつつ、買った問題集をせっかくだから、と面白そうなものをやっていく、という、日本の夏休みのような状態。(宿題は、学校からは、通常通りでていません。)それでも、気楽に過ごせる夏休みは楽しく過ごせたようです。

Year 4が、通常よりはルール多めだったけど始まり、私達も自宅勤務をより集中してできるようになり、いい感じだと思っていました。

が、なんのかんの文句言うけど、友達と会えるのは楽しかった模様。習い事はオンラインがほとんどの中、水泳には行けていたし、バランスはそれほど悪くないでしょう…と思っていました。

色々な変更がありましたが、ある意味いい変更もあったし、こういう状況だからしょうがないという感じで受け入れていました。

が、イギリスの秋冬は寒く、自宅に友達を呼べない呼ばれない状況は、子供を、読書、自宅学習を楽しむようになりました。

学校では、どれほど、学業的に遅れを取っているか、を評価してくれましたし、面談もオンラインでありましたので、心配はありませんでした。

きっと、遅れはこの先3年間で取り戻す予定だろう、と漠然とした信頼感もありました。

が、やはり、国数をレベルごとでクラス分けしなくなったせいか、子供は、授業が、面白くなくなったようでした。

そうこうするうちに、また学期中休み、そして、また、感染者数、入院患者数が増え…師走になり、冬休み突入。クリスマスの時期で、皆さんお買い物に出かけ、レストランにより、なし崩しで自宅にも、呼び合っていたからでしょうか、クリスマスを目前に、再度ロックダウンに突入しました。

子供の学校にも、コロナで陽性が出た、ということで、自宅でクリスマスを初めて過ごすことにしました。

そして、年が明け、政府が、学校閉鎖を発表。また、Google Clasdroomでの授業となりました。その準備も先生たちがする必要があるため、通常より数日遅れて開始です。

今回のリモートスクールは、かなり良いものになっていました。アンケート取っただけのことはあるし、先生たちもよりクリアな指導があったのでしょう、子どもたちの質問をGoogle Clasdroomで先生たちが、スケジュール通りに時間をとって回答してくれます。アドバンス用に、割と骨のある問題もくれます。

が、しかし、授業時間いっぱい使う必要はないので、また問題集を購入して、やらせてました。

算数

今度は、自分で見つけた問題集です。この学期では、比較的分数がメインだったので、

Fractions, Decimals and Percentages Book 4 (Year 4)

が、分数と少数の関係も、図付きで説明してあり、自分で読んで、自分で理解してもらい、3段階で問題が出てくるので、最初の2段階の問題は自分でやってもらいます。この問題で躓くようなら、説明をして、最後の、チャレンジの問題は、翌日に、躓かないなら、チャレンジまでやってもらいました。

回答は別売りですが、ロックダウンサービスということで、回答は、オンラインで見れるようになっていました。ですので、購入もオンラインで、ポチッとできたわけです。

学校のビデオ授業と、これのお陰で、分数に自信がついた上に、もっとやりたい、理解したい、と思うようになってくれました。というよりは、

もっとできそう、わかりそう!

になったのだと思います。人間が、やる気を出せるものは、基本、できることをやっていりと、気分がのってきたて、できそう、わかりそう、なものをやりたくなるものだ、と言うのが、自分の経験です。

ですので、その段階に、つまづきやすい分数でなれたのは、ロックダウンのおかげです。

英語

英語は、読解問題も文法も、Year 3でお世話になったCGPのYear 4版です。

KS2 English Targeted Question Book: Year 4 Comprehension - Book 1 & 2 Bundle

KS2 English Targeted Question Book: Grammar, Punctuation & Spelling - Year 4

後は、読書用に、今しか楽しめないであろう、クラッシックの児童書や、今どきの本などを買って読ませていました。

Black Beauty (黒馬物語)
Secret Garden (秘密の花園)
When Hitler Stole Pink Rabbit (ヒットラーに盗られたうさぎ)
The Lion, the Witch and the Wardrobe(ナルニア国物語:ライオンと魔女)
The Diary of a Young Girl Anne Frank (アンネの日記)

その他現代の児童書、探偵物や、物語、伝記など、色々です。

Year 3ですでに、

Anne of Green Gables (赤毛のアン)
Heidi (ハイジ)
Little Princess (小公女)

は、読んでしまっていて、何回も読み直しています。

Little Woman (若草物語)

は、原書は厚く、手応えがあるらしく、時々気になったときに、ちょこちょこ読んでいるようです。
が、こうした古い本は、単語の使い方が現代と違っていたり、語彙や、文章が難しいので、夫が朝時間をとって、出かける前に読み聞かせ、かつ、質問をしています。

この単語の意味は?
この時、この人はなんと感じたと思う?どうして?
これは、誰が誰に向けて言った?
この文章から、この人がどんな人だと想像できる?

等々聞いています。

大きな問題もなく、順調に勉強も進み、運動系以外の趣味のスキルもあがり、第二回目の学校閉鎖も難なく終わり、学校に、Year 4の2学期の最後3週間ほど、戻ることになりました。

其の6につづく


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