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学歴コンプが直せなくてしんどかった話

❁学歴コンプレックスとは?

「学歴コンプレックス」とは、自分の学歴に対して何らかの不満やコンプレックスを抱えている状態を指します。

学歴コンプレックスがある人には、高学歴の人を攻撃して自分のプライドを保とうとしたり、学歴の話題を自ら持ち出してコンプレックスがないフリをしたりなどさまざまな特徴が見られます。

https://jp.indeed.com

学歴至上主義な考えは、近年だいぶ減ったとはいえ、まだ残っている。偏差値や学力で人の優劣を決めてしまう人間を通称、学歴コンプと呼ぶ。

私は高校受験の時期にそれが芽生えて、人間関係でたくさん悩みを作ってしまった。

なんかいきなり暗い話になってしまいそうだけど、今ならあの時の自分を客観視できるなァ🫠と思ったから、こんな記事を書いてみる。
ちょっと長いかもだけど読んでもらえたら嬉しいです(╹◡╹)


❁中学生:親友を失いかけた

高学歴な父と、中学受験を乗り越えた母の元に生まれた私。中学校に入学するなり塾に通うことになった。

先生たちは優しいけど出される課題はとにかく鬼👹

むずい🤔 おおい😮‍💨 わからん🫨
の三拍子でございました。

そんなのを頑張ってるから受験期には周りの子よりちょっと志望校の選択肢が広くなってたりして、塾では頭いい友達がいっぱいできて。ちょっと調子乗ってたのかもしれない。


突然、学校でずっと一緒にいた親友たちが口を聞いてくれなくなった。


登下校も移動教室もひとりぼっちになってしまった。

親友以外の友達がほとんどいなかったので、めちゃめちゃ焦ったし困った。
全然原因がわかんないし。

そんなある日、親友のひとりにファミレスに呼び出されて、こんなことを言われた。

「言いたいこと全部言うね。最近、私たちのこと下に見てるよね?それがすごく嫌だった。」
…以下、いろいろ

その時は全く自覚がなくてびっくりしたけど、私は親友たちにこんな言葉を浴びせたらしい。
たしかに言ってた。

私の志望校はレベル高いし

そこ第一志望なんだ、私はそこ滑り止めにするってかんじかな〜

とかめちゃめちゃ言ってた。最悪だね。煽りの天才か???

言われてやっと気付いて、深く反省して、人生でいちばん謝った。

そんな受験生の末路。
元々そうだったんだけど、成績が危うくなって、塾の授業についていけなくなって、クラス最下位になった科目もあった。

学校の定期テストの成績も、みんなに抜かされて落ちてった。

第一志望どころか滑り止めって言ってたとこも落ちちゃって、ちゃんと天罰食らった。

大学生になった今でもあの親友とは仲良しだし、すごく助けてもらった。合宿免許で一緒に車の免許とったりとか。本当にありがたい存在ダヨ…🙏


❁高校生:クラスメイトが怖くて孤立

ここで懲りたかと思えば、高校生になっても学歴コンプが直せなかった。

なんとか志望した高校のうちのひとつに入学できたけど、かなり厳しい進学校だった。

また鬼のような課題👹
クラスは成績順📝

1年生の時にできた友達2人と、2年生のクラス分けのときに離れてしまった。

なにがあったか、私はクラスが上がってしまったのである…!!!!👏🏻
いや、拍手してる場合じゃない。


そこでコンプレックス再発。


新しいクラスはみんな頭いい子だらけだと思って、たぶん自分より成績がいい子たちが怖くて誰にも話しかけにいくことができなくなってしまった。

自分が馬鹿だってことがバレたくない、とかギリギリの成績でこのクラスにいるのに楽しくおしゃべりとかしていいのかな、とか本気で思ってた。
そんなことないのに。

完全に、自分に自信がなくなっちゃった。

そしたらやっぱり孤立。まじでぼっちだった。廊下でご飯食べたり、1年生の時の友達を連れ出したり。

最初は気を遣って話しかけてくれた優しい子たちも、話しかけてきてくれなくなった。
だって私から話しかけてこないからつまんないもんね…

体育の授業で1人余って、陽キャチャンたちに拾ってもらって地獄を見たのは今では笑い話🫨


転機があったのは3年生の夏。

もちろんみんな名前を聞いたことある有名なあの大学やこの大学しかOC行ってなかった。
名前聞いたことない大学は眼中になかった。
アウト オブ 眼中 (ゴリゴリの死語)


何がきっかけか忘れたけど、めっちゃ勉強頑張ってたのに全然できなくて、いろいろ爆発して家でめちゃめちゃ泣いた。
(よく考えたら学校では一言も話さずに一日を終えることもあったからそりゃストレス溜まるよね)
(あとやっぱり上位クラスの授業についてけなかった)

異常なくらいわんわん泣いてたらしくて、母がそんな私を見て、すごく心配して、たくさん話を聞いてくれた。


結局、今の志望校を全部なしにして、小さい頃から大好きだった動物の道を目指すことにした。
というか、中学生の時まではずっとそうするつもりだったのに、いつのまにか忘れてた。

学力じゃなくて面接や小論文を上手く仕上げるための受験にシフト。

でも、全然楽な道じゃなかった。自分が本当に好きなものを他人に伝えるのってすごく難しくて、たくさん言葉を考えなきゃいけなくて大変だった。
それがすごく楽しくて、あっという間に時間が過ぎていった。

晴れて今の大学に入学してからも勉強がめちゃめちゃ楽しいし、気の合う友達もたくさん見つかって、やっと自分が好きに生きていられるようになった。

そうしたら、自然と他人と比べることをしなくなったし、人のいいところを見つけて尊敬することができるようになった。
世の中、人を尊敬するってことが、できない人もいるんですよ…びっくりだけど…😟


❁これから


歪な物差しで勝手に周囲の人を突き放して自分を追い詰めてたけれど、ちゃんと報いをうけて、やっと楽しい生き方がわかった。
何年かかってしまったんだろうネ…

ほんとにあの時は自分に自信持てなくてしんどくなっちゃってたなーってやっと気付いた。

これからはちゃんと自分の話を自分で聞いてあげて、好きなことして生きていかなきゃなって思いマス。

動物看護師になりたいって夢も叶いかけてる🐾
ありがたき幸せ…❁



…てかあの時の自分にSNSとか与えてたら大変なことになってたんじゃないの?と思う:(;゙゚'ω゚'):
トラブル マッシグラ… ダヨネ…


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