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物語克服への道 第1章「色褪せた流行りの本との出会い」


こんにちは。フラッターです。

物語克服への道 第1章がスタートしました。

物語克服へ道ってなんぞや?という方は前回のnote内容を見てもらえればと思います。↓


今回買った本は「ラブライブ!School Idol diary~μ'sの夏休み~」というものです。これならきっとライトな物語なので楽しめるはず!?

この本を買った経緯

先日、街中をゆっくり散歩していまして、その途中、涼むためにショッピングモールの中に入った。。

そしたらリサイクルショップに迷い込み、そこで出会った本がこれだった。

ラブライブ!って書籍の存在があるのは知っていたが、まさかリサイクルショップで出会うとは思わなかったよ…。


肝心の中身はというと…?

「あ、横文字の本とかあるの!?」というのが初見の感想。

今まで本といえば縦書きの文字で書いてあって、難しいという印象が強かった。

内容は大まかには夏休みの期間を迎えたμ'sメンバー、矢澤にこと西木野真姫を中心に展開される、日常を描いたほのぼの系ストーリーという印象。

これ以上書くとネタバレになりそうなのでこれぐらいにしておく。

しかしながら、ライト文芸(?)というのかな、

普段本をあまり読まない人でも割と取っつきやすい印象も受けた。決して悪くない本だと思った。


時間経過とノスタルジーを感じた

この本を読んで一番印象に残ったのが、本の内容ではなかった。(もちろん内容も十分好きといえる内容だったが。)

それは、時間経過とノスタルジーだった。

写真では少し分かりにくいが、本のフチがセピア色に染まっており、時間経過を感じさせる。

それに気づいたとき、こう想像した。


この本はかつて2014~5年頃、新品で持ち主の元にあったのが、いつしかリサイクルショップなどに売り払われたのだろうか?

この本は、その持ち主的には十分に消費し切ったのだろうか?もう見れなくなっても後悔は無かったのだろうか?

誰かの手に渡りながら、回りまわって私の手元にやってきたとするならば、これは運命的な出会いなのではないか?


などと、色々な思いを巡らせる。

もしかしたら、これが古本という存在の魅力の1つなのかもしれない。

1つの本と、前の持ち主との思い出。

色褪せ。折曲がり。傷。古い紙の匂い。

それぞれの要素が当時、新品として輝いていて、持ち主を喜ばせ続けた思い出があったと考えると、なんとも感慨深い気持ちになる。

「リサイクルショップで出会うなんてビックリしたよ。初めまして。よろしくね。」

『ワタシを拾ってくれてアリガト、貴方も物好きね。飽きるまで読みなさいヨネ。』

そんな関係性が出来上がったような、ファンタジーを感じることになるとは、全く思いもしなかった。


第1章まとめ

物語克服の道として、順調な第1歩を踏み出せたのではないだろうか?

あくまで自分の興味のある内容に合わせて買っているので、もしかしたら興味の範囲外の内容を読めって言われたらまたキツイかもしんないけど…。


ともかく、古本にあるノスタルジーを感じながら、興味のある本を買ってみる、というのも物語の楽しみ方としてまた一興なのかもしれない。

では、また第2章でお会いしましょう!古本、とても良かった!

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