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女性のレッスンで嬉しくなること

今日のカバー写真は三十三間堂でお目にかかった横笛を吹いて翼を持った神様にさせていただきました。この神様にお目にかかった時何としてもお家にお連れしたくて、絵葉書を一生懸命探しました。

世界には横笛を吹く神様がたくさんいて、お会いするたびにとても嬉しくなります。

前置きが長くなりました。
調布してフルート、そして子どもたちのピアノとリコーダーのレッスンをさせていただいています原嶋由紀です。
フルートレッスンは、子どもから大人まで、いろいろな方がいらしてくださっていますが、大学生以上の新規の生徒さんは女性限定でレッスンしています。

女性限定のレッスンの理由は、男性がキライとかではなくて(ゴメンナサイ)プライベートな場所でレッスンしているからです。

毎月第1第3木曜日は調布カルチャーセンターでレッスンさせていただいていて、そちらには男性の生徒さんもいらっしゃいますので、もしご希望の方がいらしたらそちらにお問い合わせくださいね。

もうずいぶん大きくなりましたが、私には娘が2人いて、私がレッスンできる時間帯と、生徒さんたちがレッスンを受けていただける時間帯も女性の方がフィットすることが多かったのでしょう。指導歴は30年位なりますが、圧倒的に女性の生徒さんが多いです。若い頃は、音楽教室でレッスンさせていただいていたので、男性の生徒さんもいらっしゃいましたが、友人と比較しても、私は女性の生徒さんとのご縁が深いような気がします。

ドイツにいた頃も、日本でいうところのOLさんや、事情があって実の両親と一緒に暮らせない子どもたちが集まる子ども村でお母さんをしている方など(その方は親子レッスンだったなー。実の親子ではなかったけれど、母娘でした。)大人の女性とのご縁がありました。(子どもたちは15人くらい教えていました。そのことはまた今度。あ、男の子は1人しかいなかった。。。)

女性はとても柔軟で、楽しむことが得意。
そして、楽しむことでいろんなことを上手くやることができて、応用することも得意。

そんな風に感じます。

フルートのレッスンで、特別にフルート以外の話をする訳ではありませんが、レッスンをスタートして数カ月から1年経った頃、「フルートのレッスンに来るようになって仕事の仕方も変わりました。」そんな風におっしゃてくださる方もいらっしゃいます。

多くの方は、とても謙虚で、「私で吹けますか?」「もう何十年ぶりで、指も忘れちゃって、楽譜も読めるか心配なんですけど(/ _ ; )」とレッスンがスタートします。

確かに最初は、「えーこんなに大変だったっけ?」「先生、お腹を使って吹くとお腹が疲れます!」なんてこともたくさんあります。でも、次第に身体が、「知ってる、知ってる、この感覚」と思い出してくれて「できる?できるかも?できた?」と変化を感じていきます。

そう、上達するって、魔法のように劇的は変化があることも時にはありますが、明らかに上手になった感覚が得られる時よりも「ん?さっきと違うかも?こっちの方がやりやすいかも?」とほんの少しの変化でしかないことが多いです。

柔軟な女性たちは、その変化を敏感に感じ取り、「この方が吹きやすい!この方がさっきよりいい感じかも!」と一回一回喜ぶことができて、それを繰り返すことができる。だから上手になってしまうのですよね。

ほとんど全ての生徒さんが、「ちょっとだけ吹ければいいのですが」から「もっと上手になりたい!」に変わって行きます。

そして、その物事への取り組み方が他のことにもどんどん反映されていくようで、レッスン前後のおしゃべりにも日常の楽しさが溢れてきます。

その、欲張りになっていく様子を見ているのが私にとってもとても幸せで、ご縁が有難いと思う時間です。

性別としての男女ではなく、男性女性、それぞれが持っている男性的な一面は、1つのことにフォーカスして結果を出すことが得意、女性的な面は、1つのことで経験したことを他のことにも応用して相乗効果を得ることが得意、なんじゃないかな、と思います。

楽器の練習って、1つのことにフォーカスする一面が強いですが、女性の柔軟性が、他での経験をフルートのレッスンでの考え方に生かせたり、また、フルートで経験したことを日常生活やお仕事でも生かすことが上手なのでしょうね。

何かを犠牲にすることなく、いろんなものをバランスよく楽しめる感じ♡

そんな風に女性がいつもニコニコしていられたら、きっといろんなところで素敵な循環が作れると思うので、これからも女性のためのフルートレッスンをどんどんやりたいなあ、と思っています。

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