最初の巣立ち
1人子が巣立ちました。
子も母も望んで,母は全力で応援して大喜びで送り出しました。
1週間程経った頃、すごく楽になったな、
1人育てるって思っていたより大変だったんだとふっと思いました。
同時に何故か大きな大きな罪悪感がやってきて、何だかやる気が出なくなっている自分に気付きました。
あ、これは今は頑張ったら危ないかもしれない。
何でなのかは分からないけれど、とにかく自分を甘やかそうと決め、他の子もいるのに何やってるんだろうという当たり前の感覚は捨て去り、仕事以外はやりたい事しかやらない、やりたい事を途中でやめても良いと自分に言い聞かせながら、とにかくだらだら脱力して過ごしました。
1〜2週間で落ち着くと思ったのに、自分の中で大丈夫と思えるまで2ヶ月もかかりました。
それから、何が苦しかったのか少しずつ分かってきました。
・楽になった事を自分に許せていなかった。
・お腹にいた時からずっと一緒だった子と本当に離れる事に気持ちが付いていかなかった。
・子供と一緒に過ごす金銭的、時間的な余裕が欲しくて投資を始めたのに、それだけで食べていけるようになる前に巣立った事を自分自身で許せなかった事。
つまり頑張る理由が失われたように感じていたらしいのです。ずっと1人で産んで育ててきた事も改めて実感しました。
一緒に住んでいる子等は知っていますが、
私が葛藤していた事は、巣立った子には内緒です。
今後も1人巣立つ度にまた違った反動が来るかも知れないと思うと気が遠くなるけれど、そういう自分と正面から向き合って行く事も大事な子育ての1つなんだなと感じられる今は、この経験をさせてくれた子に感謝です。
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