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うさぎのぬいぐるみができるまで

はじめまして、FluffyHopperのましろ ようです🐇
イラストレーター・デザイナーとして活動している私ですが、
2023年よりサックザックさんと2人でFluffyHopperという屋号で活動を始めました。
そこで現在はオリジナルキャラクター「うさぎのはなまる」のグッズ作成や販売を行っています。
夢はプライズ化して全国の人にガチャガチャやUFOキャッチャーではなまるたちをゲットしてもらい、笑顔になってもらうことです。
活動について語りだすと長くなりそうなので、ここらへんにしておきますね。またそのうち夢を語る記事も出せたらいいなあ…笑

さて、次回から【刺繍ミシンを使ったぬいぐるみの作り方】をご紹介していこうと思うのですが、その前に私たちがぬいぐるみ作成に至った理由や手芸経験についてお話しようと思います。
作り方と直接関係はないのですが、私たちのバックグラウンドを知ってもらうことで今後の記事を読んで頂くにあたっての心構え?をお伝えできればいいなあと思っています。


どうしてぬいぐるみを自作しようと思ったの?

そもそもの話になりますが、どうして刺繍ミシンまで使ってぬいぐるみを作ろうと思ったのか疑問に思う方もいるかもしれません。
刺繡ミシンは10万円以上するので、そこまでしてなぜ…と。
正直に言うと私も最初、刺繡ミシンを買うのにかなり抵抗がありましたし、決断するのに数か月かかりました。
金銭的な点もありますが、なんといっても私たちは2人とも手芸経験ほぼゼロだったのです。

ただ数年前から、オリジナルキャラクターのぬいぐるみを作っている方を調べたり、発注方法を聞いたりするくらい興味はありました。
そのころは「いつか自分のキャラクターがぬいぐるみになったらいいなあ…」というほわっとした夢だったのですが…。

それがFluffyHopperを立ち上げてから2人でグッズの話をするうちに、「ぬいぐるみ作りたいよね」という話が出て、だんだんと具体的な話になっていきました。
私一人ではほわっとしかしていなかった話が、2人だとどんどんしっかりしたものになっていくふしぎ。ずっと一人で活動していたのですが、二人だと実現化のスピードも速く、アイデアも次々膨らみまくりで、じわじわありがたみを感じる日々です…。(やりたいことが多すぎて困ってしまう幸せな悩み)

兎にも角にも、ぬいぐるみを自分たちで作ってみようという話になりました。
最初は「うさぎ ぬいぐるみの作り方」のようにネット検索して、初心者でも分かりやすそうなサイトを探したり、本屋さんの手芸コーナーを巡ったり…結局「はじめてのどうぶつぬいぐるみ」という本を購入し、まずはそれ通りに作ってみることにしました。

とりあえず最初はお金をかけたくなかったので、手縫いでダイソーのフェルトを使ってうさぎを作ってみました。(表紙右側のうさぎになる予定でした)

うさ…?ぎ……???ケーキは近江屋さんのもの

かわいい子ヤギができました…が、私たちが求めるぬいぐるみ像とはちょっと違うような…。
そこでYoutubeなどでぬいぐるみの作り方を探し、何度も型紙を作って縫ってみてを繰り返して、少しずつ形を整えていきました。

左から順にだんだんとうさぎに…

ピンク色の子の時点でだいぶ形になってきたので、いよいよ本番用の布を使って調整を繰り返していきました。
しかし型紙を変えているのもあるのですが、下の画像の通りみんな表情違いすぎ…!!これも個性と思えばかわいいのですが、ゆくゆく販売までしたい私たちとしては結構大変な問題です。
それとここまで手縫いで縫ってきて感じたのですが…ぬいぐるみづくりってめちゃくちゃ時間がかかるのです。わかっていたことですが…。
自他ともに認める不器用な私にとっては手縫いというだけでも結構辛いので、それを何回も繰り返すのはなかなか修行だなあと思いました。

顔のバランスって大事ですね…

刺繍ミシン導入

そこで出てきたのが「刺繡ミシンを利用する」という話。
オリジナル刺繍ができるものであれば、ぬいぐるみの顔部分や縫い合わせ部分もミシンでできてしまいます。使いこなせればかなり効率は上がるはず。でも先に記載した通り、金額も金額だし、全然使いこなせなくてただの置物になっちゃったらどうしよう…という不安もありました。
ここは何度も話し合いつつ、買うならどの刺繍ミシンにするのか、総額いくらくらいかかりそうかを調べたり、メルカリで安く出品されていないか毎日のように確認したりしていました。
結局、イベントに間に合うかも?というギリギリの時期に入ったところでAmazonでオリジナルデータの刺繍ができる【刺繍ミシンparie】を購入しました。
(今思うと購入して大正解でした!)

そこからは刺繍ミシンと向き合う日々が続いています。
オリジナルのデータを作れる無料のソフト「inkscape」については、
今でも試行錯誤しながら使っています。
ですが基本的な使い方や試行錯誤した経験はあるので、
今後inkscapeの使い方もお伝えしていければと思っています。
(現時点でinkscapeでのデータの作り方を公開されているサイトなどがまだまだ少ないので、同じ悩みを持つ方の参考になればと思っています。)

なお、私たちも刺繍ミシン1年目の初心者で、独学で開拓している状態なので、一般的な方法と違う部分があったり、間違ったりもするかもしれませんが、見守って頂けると嬉しいです。

画像は2024年2月時点での私たちの最新のぬいぐるみです。
ここまでの画像と比べるとなんだかちっちゃくなった?と思われるかもしれません。大きいサイズのぬいぐるみは難易度が高いので、まずはミニサイズを作ることにしたのです。

顔・耳や縫い合わせまで刺繍ミシンを大活用して作成しています!

まずはこちらのミニぬいぐるみの作り方をご紹介していければなと思っています。
次回からいよいよ本編が始まりますが、本編ではこういったエピソード系はあまり記載せず、なるべく実用的な内容に絞ろうと思いますので、
安心してお読みいただけると嬉しいです笑

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今日も心がぽかぽかするような出来事が起こりますように。

今回の執筆者:ましろ よう


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