旅行記｜静岡　#5

2023年9月9日 19:52

○３日目

　昨日の雨が嘘のようにスッキリと晴れていました。チェックアウト時間と同じくらいのタイミングでホテルを出て、そのままさくめに向かいます。同じ浜松市とは言え、浜名湖をぐるっとまわって行く必要があるのでそれなりに時間がかかります。

　そして11:00頃、いざ到着、と思ったのですがお店の前の駐車場は満杯でした。ひやひやしながら近くの第２駐車場に停め、名前を書きに行くとすでにほとんど埋まっています。空いている欄の近くには『13:30を過ぎると思います』と書いてあり、少なくとも2時間は待ちそうな感じです。
　でもせっかくここまできたし、食べずに帰るわけにもいかないので待つことにしました。
　目の前の浜名湖佐久米駅の中をぐるっとみましたが、他の観光客も多く休める雰囲気ではなかったです。

　車に戻ることも考えましたが、とはいえ数時間ずっと中にいるのはやはり厳しいので、すぐ隣にあるカフェで時間を潰すことにしました。

・杉のやカフェ【追加】

　杉のやはメインがキャンプ場で、プラスでカフェをやっているようでした。古民家を改装した店内はとても素敵な雰囲気でした。お庭の一部にも席が設けられ、一体化するようにお茶をすることができます。
　奥の方には蔵を改装したスペースがあり、その2階ではハンモックに揺られながらゆっくりできそうでした。

　ひとまずコーヒーを頼み、蔵の2階に持って行く途中、

コーヒーをこぼしてしまいました。出入り口が小さく、屈んだつもりでしたが頭をぶつけてしまいました。バランスを保てるはずもなく、盛大にぶちまけました。とても悲しい。
　幸い一口分は残っていたので味わうことはできたのですが、ほとんどを木に吸われてしまいました。
（こぼしてしまった事を店員さんに謝りに行ったのですが『全然大丈夫ですよ〜』『お怪我はないですか？』とむしろ心配してくれました。とても優しかったです）

　ハンモックに揺られながら蝉の声を聞き、隙間から流れ込んでくる風を受けるのもとても気持ちよかったです。

ハンモックのって蝉の声聞きながら隙間から流れる涼しい風を浴びてる pic.twitter.com/c42Fpdy0ij
— Te (@fluettellurium) August 27, 2023

　そのあと、店員さんが新しいコーヒーを持ってきてくれました。感謝してもしきれないです。今度はここにキャンプをしに来たいです。

・うなぎさくめ

　13:30を過ぎたのでさくめの駐車場で待機することにしました。少しずつお客さんが出てくるのですが、なかなか自分たちの名前が呼ばれません。空いた駐車場に車を移動させたり、ゆるキャン△を観て時間を潰しました。
　それでもしばらく呼ばれなさそうだったので、近くを散策することにしました。お店の裏の坂道を上がっていくとそこは住宅地で、高いところから浜名湖がよく見えそうだったのですが、人の敷地に入るわけにもいかないので見るのは断念しました。

　私たちが駐車場に戻ってきた後も何人かお客さんは来たのですが、その時点ではすでに受付を終了していたので、皆そのまま帰っていきました。
　しばらくしてからお兄さんがメニュー表も持ってきてくれました。天然うなぎと養殖うなぎを選べるそうなのですが、せっかくなので天然うなぎを食べることにしました。
　その後さらにしばらく待ち、ようやくお店へ。この時点で14:00を過ぎてました。

　もう私たちの後にはお客さんがおらず、目の前で捌く姿も見ることはできなかったのですが、焼いているところは見れたのでよかったです。何が起きているかは分からなかったのですが、美味しくなっていることは分かりました。

　肝吸いと一緒に提供。山椒もあったのですが、まずはそのままで。
　外はパリッと香ばしく、中はふわふわ、でもジューシーで、口の中に美味しさが溢れて止まりませんでした。美味しくてどんどん食べてしまい、あっという間になくなってしまいました。
　お腹もほどよくいっぱいになったので、とても満足です。
　うなぎを普段から食べているわけではないので味の違いがはっきりとわかるわけではないのですが、そうでなくても美味しいと感じられたのでやはり本場のうなぎは良いのでしょう。

　あとはお家に帰るだけというところだったのですが、通りがけに見かけた「ぬくもりの森」の看板が気になって調べてもらったのですが、7月から放送していたアニメ「夢見る男子は現実主義者」のエンディングに登場するスポットで、絵本の中に迷い込んだような雰囲気の場所のようです。
　帰るまでにまだ時間は十分あったので、寄り道することにしました。