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【Vol.1】オフショアの金融商品と新NISAとの比較

皆さんこんにちは、FLSGの菅原です。
FLSGとは・・・
Financial Literacy Study Groupの略で、
最新の金融知識や情報を発信、そして共に学びながらお客様の
フィナンシャルゴールまで正しくガイドしていくべく作られたグループです。

海外での資産運用をもっと身近に感じてもらうため、資産運用に関する情報をわかりやすく発信していきます。



ご存知の方も多いと思いますが、令和5年度税制改正の大綱等において、
2024年以降のNISA制度の抜本的拡充・恒久化の方針が示されました。
主な変更点は以下になります。


・非課税期間・運用期間が恒久化
・年間上限360万円(成長投資枠240万円)
・生涯投資枠1,800万円
・売却しても非課税枠が復活(再利用可能)


従来のNISAは運用期間は5年しかなく、
また途中で売却すると非課税枠がなくなる等使いにくい印象がありました。
“つみたてNISA”においては年間拠出額が40万円と、
12ヶ月で割ると33,333.33…となり割り切れないという意味不明さ(失礼)でした。

いずれにしましても24年から始まる新NISAの利用者は大幅に増えると思いますし、「貯蓄から投資へ」という動きは高まるのではないでしょうか。


さて、ここで今後増えるであろうお問合せは「オフショアの金融商品と新NISAとの比較」です。


現行のNISAでもこの比較についての問い合わせは多く頂きますが、
今後は“オフショアを解約して新NISAに移した方がいい?”という問い合わせが増えると私は予想しています。

そしてその回答は、今と変わらず「目的も通貨も異なるので単純な比較はできないし、比較する対象が違う」と答えるでしょう。


新NISAは恒久化されましたので、多くの方が将来の老後資金(自分年金)作りの為に利用すると思います。
また売却しても非課税枠は復活しますので、拡充後はお子様の学資や住宅の頭金づくりでも利用し易くなりました。

対してオフショア投資の目的は「外貨資産形成・運用」であって、
強いて言えば“日本円に対するリスク回避”になります。

円や政府に対する不安が微塵も無い人は、
あえてオフショアの金融商品で運用する必要はないでしょう。


一方で少子高齢化の加速(出生率は予想より8年前倒しで80万人を切りました)、経済成長の停滞、財政難等複合的な理由で
“長期的には円の価値が下がるリスクがある”
と考えられる方は外貨資産を持つべきだと思いますので、
引き続きオフショア投資を続けて頂いた方が分散という観点から見て良いと思います。


今の時代は、複雑で先が見通せない“VUCA時代”と言われています。
まさかウイルスで世界中の人が苦しみ、ロックダウンで外出が制限され、
人の往来ができなくなるなる世界が来るとは、想像もできなかったと思います。
今後数十年という期間で考えた場合“何も起こらない”可能性の方が低いのではないでしょうか。


投資を始めるとどうしても運用利回りばかり気になりますが、
「投資をする目的」について改めて考えていただき、
理想は新NISAを活用しながら異なる質の資産(外貨資産や実物資産など)に分散するアセットミックスで、積極的資産防衛を行なって頂けたらと思います。



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