あなたの思考が現実化して起きる幸と不幸たち。

過去の私はかの有名な「思考は現実化する」を読んでも、あまりしっくりこなかった。

「どういうこと？」
「じゃあ、私が嫌だなと思ったら嫌なことばかり起きるの？」

それは思考は現実化すると知っても、継続されなかったから。

今思えば簡単な理由だったのだけど、腑に落ちるまではとても時間がかかった。
私は数年単位だからまだよかったのかもしれない。

思考はすべて私の解釈次第だった

結論はとてもシンプルだった。

私がこれまで経験してきたこと、私が物事が起きた時にどう捉えてきているか。

ただ、それだけだった。

人間の思考回路は単純で「今日は気分がすぐれないなあ」「なんかもやもやする」なんて時は、決まって嫌なことが目に入る。

急いでいるのにバスが来ない、とか。
電車が遅延しているとか。本当にちょっとしたこと。

反対に「今日はなんだか良い気分」なんて思っている時は、良いことが目に入る。

目当てのものが安く変えたとか、気になってたあの人と話せたとかね。

実際子供ができるまで街中にこんなに子供や妊婦がいることにさえ、気づかなかった。
当事者になった途端に目につく。買い物に行く途中、スーパーの中。帰り道。

私が見ようとしていなかった。

あるはずのものを意識していなかった。

それだけのこと。

運がいい人は自分で運がいい自分を作っている。

こうして理由に気がつくと私の毎日は割と楽しい時間ばかりだなと思う。

無理にポジティブに捉える必要はなくて、例えば怪我をしたとしても「これくらいで済んでよかった。今度は気をつけよう。なにかに使おう」って。

余裕も同じらしい。

自分で意識して作るんだって。

私の知っている成功者と呼ばれる人たち、運がいい人たちはみんな口を揃える。

「運が良かった」

不幸だ不運だ。なんでわたしだけ？

そういう人に限って忘れているの。

思考は現実化するってことを。

なんてかわいそうな私。
どうして私にばかり悪いことが起きるの？
ああ、やだやだ。嫌な人。嫌な話。
なんて不幸なのかしら。

見方と捉え方を変えればなんてないことや
思い込みや勘違いが引き起こしている場合が多い。

そういう人は睡眠不足やストレス過多が
おそらく原因なんだけど本人は気づいていない。
（栄養不足な時も）

確かに自分ではどうしようもない不運はある。


こればっかりは誰のせいでもない。
起きてしまったことは振り返っても変わらない。

だからこそ、前を見え進むしかない。

不運に囚われている人は「過去に囚われている」

もう思い出さなくていいことを、
何度も思い返しては自責と後悔を繰り返す。

あんなことしなければよかった。

損したくない感情もあるのだろうけど、
先ほども書いたように過去はどうしても変わらない。

そうだったら、そこから得られるものを違った捉え方をするのもありだと思う。

気持ちが落ち着くまで一度置いておいてもいい。

この力を使うなら、物事に対する捉え方を変えよう。

もしネガティブに捉えてしまいそうになったら、その時は深呼吸してほしい。

そして、あなた自身の感情を整理してみて。

そうすると「ああ、私は褒めて欲しかったんだ。」「私はこういうところが悔しかった。」「こう思って悲しくなった。」と理解できるようになるの。

思考にもクセがあるから、自分の考え方、捉え方のクセを知るだけで自ら不幸になりにくくなる。

自分の性格を理解することも幸せへの一歩

他人と比べないのも同じくおすすめ。
生まれ育った環境で考え方は異なるので、物事に対する基準は違って当然！

私は物事への考え方を変えてから、人生変わったように感じてる。

私自身に自信を持てるようになり、笑顔が増えてる。

元々ネガティブ思考で計画通りに物事が進まないとストレスで大泣きしてたのが嘘のよう。
嫌われるのが嫌で八方美人をしている時もあった。
「なんでこうも上手くいかないの？」と悩んで泣いた時なんて数え切れないほど。

そんな私だからこそ言える。

今からでも遅くないよ。
不幸から抜け出すのもそのままいるのもあなた次第。
そうだったら、良いことを現実化しない？

誰にだってその力は備わっているから。

ほんのちょっとの行動で世界はガラッと変わるんだよ。