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初めての親子3世代旅行♪命を繋げるということ

先日、親子3世代で1泊2日の旅行へ行ってきました。

旅行先は…

旅行へ行く前の記事はこちらです。

楽しみで楽しみで、旅行計画も心弾む日々でした。

とは言え、父も楽しめ、私もそこそこ楽しめ、一番の難関である8歳男児も楽しめる場所を探すのはなかなかの至難の技でした。

なんせ、私自身旅行慣れしていないのに加え、父と息子を乗せての車の運転も、それなりに責任重大です。
よって、長距離もちょっと厳しいし、かといって近所だと旅行した感もない…

そんなわがまま要望にドンピシャだったのが、ベタですが”熱海”でした。

ひとまず父・私・息子の要望を書き出すと
父:温泉にゆっくり入りたい、海を見ながらボーッとしたい
私:運転に疲れない程度の距離
息子:マグロと肉が食べたい

まず、私が住んでいる所から熱海は1時間ちょっと。(←最高!)
熱海であれば温泉街なので、父のリクエストにもピッタリ。
あと残るは息子…

8歳男児はまぁよく食べる。
そしてとにかくエネルギー量がハンパないので、裏ミッションとしてはとことん疲れさせること。

と言うことでガイドブックを購入し、どこか息子が楽しめる所がないものかと調べると、ありました!
そう!その名も”初島”

しかも船に30分乗って行くだなんて、なんとアドベンチャー感のあることよ!

息子、初の島上陸

息子は今アニメ”ワンピース”にどハマりしています。
ワンピースと言えば海賊。
海賊と言えば船!
そして事件が起こるのは大概行き着いた島!

もうこれだけで息子の心を満たしています。

「島に到着したらルフィいるかなぁ」

まだまだそんな可愛いことが言えちゃう8歳男児。
最高です。

30分の乗船を経て到着した島は、とても素朴な漁師町。
そこには小学校と中学校が合併した建物。
生活感もバッチリあって、そんな所に私は萌えるタイプです。
作り込まれた場所よりも、リアリティある場所の部分に昔から興味惹かれます。

島はこんもりとした形で、どこへ行くにも坂…坂…坂…
そんな坂道を息子は楽しんで駆け上がる。
私はなんとかそれを追いかける。
父は…大変そう…
ゆっくりゆっくりと。
「お父さんのことは気にしないで良いから、先行っててねー」
なんて言ってくれながら、必死でついて来てくれる。

島の頂上付近に息子も楽しめるアトラクションがあり、そこを縦横無尽に楽しむ息子。
1回目は私も一緒に行ったけれど、さすがに2回目は無理。
父は木陰のベンチで休んでいる。

そんな姿を見て、なんだかしんみり来るものが。

昔は一緒になってはちゃめちゃに遊んでくれた父。
なんなら父の方が元気だった。

体力が減っているんだな…

当たり前のことだけど、いざ目の当たりにするととても切ないものがあるね。

だけどその分、今息子が存分に元気もりもりで日々を過ごしてくれている。

不思議と、命というものはこうやって循環しているのかもしれないな、と思った次第です。

ヨガ=繋ぐ

”ヨガ”という言葉には”繋ぐ”という意味合いがあるのだけど、日々の中で”繋ぐ”ということがたくさん存在している。

”お父さんが大切に想ってくれている孫は、とても元気に育っているよ”

それこそが私が父にしてあげられる最大の親孝行なのかな…
命を繋げることがこの世の財産であり、豊かさなのかな…

そんなことを思ってしまった。

歳を重ねることで少しずつその人の人生の終わりに近づいていく。
遅かれ早かれ終焉を迎える。

ヨガ的観点から見ると、それで終わりではないことはよくわかる。
だけれど、肉体が消えてしまい、その肉体を通してその人の魂に触れられなくなることは、やっぱり寂しい。

電話したら電話口に出てくれて、声が聞けることは何気にすごいこと。

色々あった私と父との関係だけど、そんなこと取るに足らない。

次の計画

旅行から帰ってきてその2日後、父から電話がかかってきた。

「こないだの旅行、すごく楽しかったから、また行こうよ!」

答えはもちろん

「うん!行こうね!」

次回は8月の夏休み中になりそうです。
旅行代金が跳ね上がる時期ではありますが、存分に楽しもうと思います!

また、楽しみができたよ♪




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