読書録 きものが着たい
緊急事態宣言が解除になって、長女と最寄りの駅ビルへ。久々の書店で新刊などを手に入れてきました。
そのなかの一冊が
群ようこさんの
きものが着たい (KADOKAWA ) 書き下ろしです。群さんが綴る着物を着たいと思う人へのエッセイ。
群ようこさんといえば、中高時代に「無印良女(りょうひん)」、「アメリカ恥かき一人旅」などのエッセイや無印シリーズの小説を愛読して以来。映画化された小説「かもめ食堂」の原作者さんです。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321912000326/
そんな群さんが着物を着ていらしたというのは、知らず。新刊コーナーで発見!こういう出会いがリアル書店の面白いところ。
私も3年ほど前から着物を着はじめたので、うわー、これは、買うでしょと購入。
内容はどうして着物を着たいと思う人はいても実行できないか、という考察に合わせて着て見たい人の相談や初心者の悩みにこたえながら応援する内容で「着たいものを着ればいい」とか「毎日30分着てみる」とか、マダム系の着物本にはない応援メッセージばかり。前半の学生さんの選ぶ様子は、群さんの温かさを感じました。着物にチャレンジしてみたい人はぜひ一読を。
ちなみに私は遺伝的に腕が長いため、プレタと呼ばれる仕立て上がりの着物やアンティークなどは、合わず。仕立てていますが、子どもも小さいので、自宅で洗濯できる素材ばかり。着はじめたきっかけは、子どもの卒業式ですが、ちょうど洋服に迷っていた時期(これは今も)なので、よりはまった感じです。ちなみに着付けは着物に詳しい友人に習いました。
でも着物いいですよ。今なら浴衣や夏着物など。書籍には初心者おすすめのお店やウェブサイトも紹介されています。
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