フィールドワークについて

本日まちづくり事業の十勝地域のフィールドワークから戻ってまいりました。いくつかの市町村を回ってきましたがどこの町もGWの観光シーズンへ向けたスタートを切っておりました。観光客や仕事の人たちで少しづつ活気が戻ってきていると感じました。

さて、我々がエネルギー事業、まちづくり事業を行う中で最も重要視していることは、このフィールドワークです。仕事は実際に現場に行き、状況を確認し、現地のものを食べながら、臭いや生活感も確認し、現地の人にインタビューをしながら仕事の構想やその土地にあったアイデアを練り上げています。

事前にPC等で情報を確認し、それの検証ももちろん行いますが、まちがいなくこの仕事は、このフィールドワークが最も重要だと感じています。リモートはもちろん計算や情報収集では絶対感じ取れない情報を得ることができます。

私が最初にバイオガスプラントの事業の計画を担当した際やったことの一つに、ふん尿運搬を想定し、トラクターの車両と同じ速度で農家さんのところまで走ってみました。
事前にgooglemapにて確認はしていましたが、そこではわからない高低差やコーナー、道路状況などが確認できました。そしてそれを1回ではなく2~3往復します。
そうしたことを行うことで、毎日運搬を行うドライバーさんの状況を確認することでより深い事業計画を作ることができたと自負しております。

こうしたフィールドワークは組織の中では一見無駄な作業と思われ、「どうせ出張経費を使って飲みに行きたいだけだろう!」を批判されたりもあると思います。

でも真剣にフィールドワークを実施すると、ものすごい充実した情報を得ることができます。そうした経験もなく、お酒を飲んで関係を作ることが仕事だと思っているほとんどの人たちには、この感覚は理解できないでしょう。

そうした情報や疑問、そして調べたことの検証を持ったうえで地元関係者とお酒の席も含め交流しながら、情報を共有、提供をし、答え合わせと今後の取り組みを創り出す。これが最も重要だと感じます。

本日は20名の見学対応と約1,000kmのフィールドワーク、そして久々の行きつけのホームサウナでの「ととのう」を行った充実感を胸に充実した週末を過ごします。

:-)

十勝晴れ


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