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マネジメントが苦手な僕がたどりついた「先に認める」というマネジメント手法。

僕はマネジメントが苦手です。

というか「嫌い」に近いかもしれません。

HSPの性質上いろんな些細な事に気づいてしまいます。

スタッフの一挙手一投足に敏感に反応してしまう。

※HSPについての記事はこちらです。

そして基本的にネガティブで小心者の僕は「自分の采配を批判されているのではないか」と考えてしまう心の弱い部分と向き合う作業になります。

これがなかなか辛い。

組織としての意思決定っていちスタッフとしては納得の行きにくいものだったりする。

そして立場が上がれば上がるほど、判断する材料や視点が増えて行くので、「なぜあの人はこういう方針なんだろう?」とか「なぜこれはやってはいけない事なんだろう?」とトップとスタッフの理解度には溝ができてしまったりします。

それを解決するには「コミュニケーション」を取る事なんだろうと思います。

コミュニケーションによって裏付けを説明し、深く理解してもらう。

けれど何十名といるスタッフと一人一人コミュニケーションが取れるかというと難しい。

僕には山盛りにタスクがあるし、職場でも話せるタイミングが合わないスタッフもいる。

コニュニケーションが少ないと、人間は「ネガティブに相手からの評価を判断してしまう」といあやっかい性質もある。


けど最近マネジメントが楽になってきました。

それはTwitterで9月の間「スタッフのいいところ」をつぶやくという企画をしてからです。

※その企画の記事↓

毎日スタッフのいいところをつぶやくのですが、この企画をするメリットをつぶやく前にこう予想していました。

・Twitter上で繋がってるスタッフが多いので、間接的にスタッフを褒める事に繋がり、モチベーションが上がる。

・スタッフのいいところが伝わる事で、スタッフが自身の「強み」を理解できる。(バンカラで自分に求められている事の理解)

・お客様にスタッフに興味を持ってもらえ、スタッフのファンが増える。

・スタッフの魅力を広める事によって潜在顧客にバンカラへ興味を持ってもらう。

・僕自身がスタッフのつぶやくネタを探す事により、スタッフに興味を持てる。(興味を持たれると人は好感を持つ。)

・僕がスタッフの短所でなく、長所に目を向けるようになる。(長所を見つける能力が鍛えられる)

などの効果があると予測していました。

実際にその効果はあったのですが、最も大きなメリットは予測できていませんでした。

最も大きなメリットは

スタッフのいいところを先に認める事によって、「スタッフも僕を認めてくれている」と思い込む事ができる事でした。

不思議な効果で、「人を認める」までは「自分もその人に認められてない」気がしてしまいます。

そのスタッフを認める事を公言する事によって、「自分自身もそのスタッフから認められている」と勝手に思い込んでいる自分がいました。

挨拶をしないスタッフ、指示に対して気持ちよく行動しないスタッフ。

そんなスタッフを見ると「なめてんのかな?」とか「嫌われてんのかな?」とかネガティブな感情が浮かび、腹の立つ自分がいました。

けれど無理やりにでも「先に認めてしまう」事によって、挨拶をしないスタッフに会った時、「なんか理由あるんかな?おれから大きめにしてみよう。」とか、指示に対して気持ちよく行動しないスタッフにあった時「今別件で動いてたから終わってからするんかな?また後で指示だしてあげよう。」

と先にネガティブな感情より、「何か原因があるのでは?」という考えが先に浮かぶようになりました。

それからマネジメントが楽になり、スタッフも少しずつ個性を発揮した働き方ができるようになってるのではと思います。



誰にでも嫌いな人や苦手な人はいると思います。

でもその人を避けて生きれる環境ばかりではない。

むしろどこに行ったってそういう人はいる。

だから先に「認める」事によって、「自分も相手に認められている」と思い込む事ができる。

そうすると「感情」でなく、「理屈」で相手と向き合う事ができるんだなと思います。

職場や組織に苦手な人がいる時、無理やりでも「認める」と公言してしまうと意外と楽になったりしますよ。

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