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ただの日記 in Germany week 1

先日は、『ただの日記 in Germany』 を読んでくださり、いいね♡してくださりありがとうございました。ここでは、私の視点で見たドイツと、自分の成長日記(感じたこと)をメインに書いていく予定です。
成長日記なんて公表する必要はないのですが、「個人的なことは社会的なこと」(私の問題は私だけじゃないかもしれない)と言われるように、同世代の人には、共感してもらえる部分があると思っているので、あえて書いていきます。
こちらは概要なので固い言葉になっていますが、大抵の文章は、ゆるくて取り止めのない話なので、気楽に目を通していただければと思います。
拙い文章で大変申し訳なくもありますが、心に入りやすい言葉を意識して、日々精進して参りますのでどうぞ宜しくお願いします。
love, Norika


地震と高さ


部屋の物のほとんどの高さが高い。

キッチンの棚は、高い。
椅子は、少し高い。
ベッドは、高い。
バスルームの鏡の位置は、高い。
シャワーの位置は、高い。
トイレの便座は、少し高い。

家によるのかもしれないけど、日本よりは完全にいろんな物の高さが高い。
外に出るとわかるけど、明らかに人の平均身長が高いことが理由だと思う。

キッチンの台は、日本より高いから、使いやすいと思っていたら、上の棚が高すぎた。一番上の棚は、手前のものにギリギリ手が届くくらい。その最上階の一箇所は、調味料が置いてある。手前に置きたいけど、落ちるのが怖いから、気持ち少し奥に置く。そしていつも背伸びして物を取る。

「でも、落ちる心配はないよね?」って自答。
「ここは、地震が頻繁に起こらない国だ。」
気がつく。

無意識的に、地震が来たら危ないからと、ただでさえ届かないのに調味料を奥に閉まっていた。

危機管理能力は、異国でも発揮してしまうんだと痛感。子供の頃からの避難訓練と自然災害の経験ってすごい。

そう考えてみると、(平均身長が違うっていうのはもちろんだけど)地震がないから、棚とかも高さが高いものを置けるんだって考えたりもできる。地震がないから、レンガ造りの建物だらけなんだとかって。
色々違うとおもしろい。

高いものだらけに囲まれた生活だけど、大きな不便はないから、ちょっと”背伸び”して過ごしていこう。


カルチャーショック「身長」


『地震』の話(↑)でドイツ人の平均身長が高いって言及したけど、それに関する話を一つ。


3週間前、ドイツ到着し、空港で入国審査を終えた。荷物を受け取って、いざドイツ入国。

迎えに来てくれているロングヘアの男の子と彼のお父さんを探す。
見つける。
そして、近づく。

ドイツに来て最初に頭に浮かんだ言葉、「tall」
背の高い人が二人いる。

ハローって挨拶して、二人と目を合わせる。
むしろ見上げている。※

(※私は161cmで、私の家族と友人は主に150cm~175cmだから、常に目線は25cmを行き来している。でも、彼らは180~190cmだから通常に+15cm、首を動かす必要がある。)

ロングヘアの男の子は、こんなに背が高かったけ?って疑問。
彼のお父さんは初めましてだからわからなくて当たり前だけど、彼よりも背が高い。

そういえば、日本で一緒に暮らしていた時のことを思い出した。

ある日、ロングヘアの男の子と家に向かっていたら、近所に住んでいると思われるおばあちゃんたちに出会った。こんにちはって挨拶した。そしたら、おばあちゃんたちが、ロングヘアの男の子に「背が高いね!お父さんも差が高いの?」って質問してきた。彼は嬉しそうに、「ありがとう」と「お父さんはもうちょっと背が高い」と答えた。おばあちゃんたちは、「背が高いね〜」とまた言って、もっと質問してきた。きっと外国人が珍しかったんだと思う。近所のおばあちゃんたちと仲良くなれた楽しい会話だった。

あ、「お父さんはもうちょっと背が高い」、思い出した。
でも、本当に背が高いな〜。

そんな背が高い二人について行って、車に乗った。

ベビーカーを走らせる夫婦
(移動中の車の中より📸)

それから数日後、何回かスーパーに行った。
ロングヘアの男の子は、背が高いな〜って思っていたらそんなことなかった件が勃発。
ガーデンコーナーで隣にいるおばあちゃんの身長は私より高いし、目の前を歩く30代くらいの女の人はもっと高い。ロングヘアの男の子よりも高い!
女性は生物学的に、男性よりも身長が低い傾向だけど、全くそんなことなくて、本当にみんな背が高い。お店の中を歩いていると、身長が縮んだように感じる。

これじゃあ家具も背が高いのは納得だよね。


散歩と日曜日

ロングヘアの男の子は日中仕事があるから、早く起きてサンライズを見に散歩にいくことにした。6時半に起きて、7時頃に出発。外は、真っ暗。自転車と歩行者だけの道を通って、通りの突き当たり左へ。道なりを歩いていくと、森への道。少し周りは明るくなってきているけど、まだ暗い。道と木々の境がギリギリわかるくらい。鳥の声が少しづつ聞こえてくる。道を進んでいくと、湖が見えた。湖の中心には、小さな島があって、そこには古びた塔がある。その島には、人は入れないらしいが、その島に上陸して塔に入ることがロングヘアの男の子の一つの夢らしい。湖では手漕ぎボートをやっているらしいから、今度一緒に行く約束をした。

喜びのポーズ

私たちは散歩好きだから、日本でもよく歩いてたけど、ドイツでは、歩いてるカップル、夫婦を割と頻繁に見かける気がする。特に日曜日。ドイツでは、日曜日は、レストラン、カフェとキオスクしか開いてないこともあって、「散歩に行こう!」ってなるのかな。少なくともこの郊外の町では。週末にすることが必ずしもショッピングとか何かのイベントとかエキサイティングなことじゃなくって、とっても心のゆとりを感じる。


髪の緊急事態


髪のコンディションがめちゃくちゃ悪い。きっと硬水のせい。
昔のヘアスタイルはボブだったから大丈夫だったのかもしれないけど、ロングヘアだからか、ドイツだからか、完全に髪が軋んでる。特にシャンプーするときなんかは、髪に指が通らない。

そこで、いつでもどこでも頼れる救世主を買いに行った。
それは、h & s(海外版は、head & shoulders)。日本で頭皮の乾燥の問題に悩んでから、保湿力が高いバージョン(青の方)を信頼している。いつも使うというよりは、薬みたいに使ってる。留学したカナダでも愛用した。

使って見たら、問題はほとんど改善した。シャンプーしてる時に髪に指が入る!!でも、潤いが24時間保たれるっていう感じではないから、ヘアオイルが必要。それでも、必要な役割は果たしてくれてて、特にhead & shouldersは、優しいココナッツの香りが長時間するような気がしてとっても良い。満足です♡

(P.S. いろいろコスメを調べていたらオーガニックの保湿力が高くて良さそうなシャンプーを見つけたから浮気しちゃうかもしれない・・・)


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