#27【my garden journal】貸し農園の花が、17世紀のヨーロッパ絵画風に見える工夫

画像1 こんにちは。 雨の土曜日。がっかりされている方もいらっしゃることでしょう。でも、久しぶりに雨が降って、植物が喜んでいるような気がして、私はほっとしています。 昨日は、貸し農園で育てたスイートピーについて書きましたので、今日は残りの花にスポットライトを当てることにします。 貸し農園の狭い畑から採れた花々が、17世紀のヨーロッパ絵画風に見えるように、工夫しながら 写真を撮って遊んでみました。 ご覧いただけると嬉しいです。
画像2 昨日、午前中に貸し農園に行って、花を収穫してきました。突然ですが、昨日と今日は、バイオダイナミック農法のカレンダーでは、花を収穫するのに良い日となっています。 バイオダイナミック農法とは、1920年代前半、ルドルフ・シュタイナー博士が、農夫や科学者のために講義した内容を元にして、その教えを弟子と言える方々が発展させていきました。今のオーガニックの原型とも言えます。この話はまたいずれ。  こちらのキンギョソウは、’カリヨン’ シリーズ。背丈があるので、切り花向きだそうです。 苗から購入したものです。
画像3 どういうわけか、白のキンギョソウには、黒い色のアブラムシがたくさんついていたので、1本だけにしました。
画像4 ニゲラは、’ペルジャン・ジュエル’。 ミックスの種子から育てました。種子を蒔いたのは、昨年の11月。 パッケージの写真には、ピンクやマジェンタも載っていますが、私の選んだ苗は、ブルー系ばかりに偏ってしまいました。 ブルーの方が強いのかもしれません。
画像5 この矢車草は、ブログ#24 でお話したもの。 ワシントン州のフローレット・ファームから購入した、’クラシック・マジック・ミックス’。 本当に蛇の目傘みたいで素敵。
画像6 蜂🐝が忙しそうに花粉を集めています。なので、私は少し終わりかけのものを中心にカットしました。
画像7 デルフィニウムのように見えるのは、千鳥草(ラークスパー. Larkspur)、’ザ・ブルー’。 ようやく咲き始めたので、どんな色のミックスになるかは、まだわかりませんが、最初の花はバイオレット。2、3本目は、濃い紫に青紫のふち。
画像8 インスタント・ブーケの出来上がりです。
画像9 シャーリー・ポピー (Papaver rhoeas)。 このポピーは、日本では、ヒナゲシ、虞美人草、と呼ばれて群植用に植えられることが多いもの(詳しくは、拙ブログ#5「ポピー入門」 をご参照ください)。花が2、3日しか持たないので、切り花としてはあまり使えないのですが、 スイートピーの有機種子をグリーンフィールド・プロジェクト (www.gfp-japan.com)で注文した時、ついでに試してみようと種子を購入しました。
画像10 かわいそうなことに、ウスイエンドウとスイートピーの勢いに負けて、でも健気に一列になって咲いていてくれました。  せっかくなので、少し摘むことにしました。
画像11 でも、このポピーはやっぱり青空に向かって、風にそよいでるのが一番似合うようです。
画像12 さて、全てをバケツに入れました。 それだけで絵になります。iPhoneで撮る時、少し暗くして撮りました。周りのゴチャゴチャしたものが隠れます(笑)。 フェルメールの絵のように光がうまく差し込んでいるように、光を取り込みました。
画像13 それでは参りますよ。 まずは、ニゲラ。 今度は、光を右側から入れて撮りました。白い花が暗い中にぼーっと浮かぶようになりました。
画像14 上から見たところです。
画像15 古くて錆びた丸い椅子の上に置いて撮っただけです。 アレンジは素人なので、目を半分にして見てくださいね。
画像16 ニゲラに 千鳥草を3本、加えました。
画像17 次に矢車草を加えました。
画像18 実は、こんな風に窓辺に椅子を置いて撮っています。 普通の建材で建てられた、とても昭和な作りの 古い家です。
画像19 繰り返しになりますが、このように暗くするとバックが隠れ、花が浮き出てきます。
画像20 ここで、違う色を加えました。アプリコット色の金魚草です。 ブルーが映えます。
画像21 昨日摘んだ時よりも今日はたくさんのニゲラが咲いています。 やっぱり「花の日」に摘んだからかなあ。花の色が鮮やかで長持ちするらしいんです。 これも実験の一つです。
画像22 上から見たところ。
画像23 次は、赤い花シリーズです。金魚草の赤とピンク。
画像24 アルストロメリア、それにスターチス。スターチス (Limonium cinuata リモニアム・シヌエイタ)は、ミックスの種子を昨年10月に蒔きました。 次回は苗でもいいかも。
画像25 せっかく畑からお連れしましたから、ヒナゲシさんにも加わっていただきましょう。どんどん花びらが落ちています。 後ろを暗くしたことで、赤のケバケバしさが少し抑えられたように思います。
画像26 それでは、まだ出演していない花々にご登場願いましょう。矢車草と白のスターチス。
画像27 レモンイエローの金魚草と青紫のスターチス。
画像28 シャーリー・ポピー(ヒナゲシ)さん、どうもお疲れ様でした。 後ろを暗くすると、ひっそりした感じになります。
画像29 光の当たる窓辺に置くと、元気に見えます。 ポピーは、光と一緒の方が嬉しいかもしれません。
画像30 つい最近、メイクオーバーしてもらった、タミーちゃんにも特別出演してもらいました ( Instagram @miss.bambi.2 ミス・バンビさん)。 今日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。  良い週末をお過ごしくださいますように。

サポートありがとうございます。