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【読書日記】主婦 悦子さんの予期せぬ日々

おはようございます。
【一生勉強・親子で勉強】でnote書いてるPです。
今日もさっそく書いていきましょう❣️

本日は、
タイトル:‎ 主婦 悦子さんの予期せぬ日々
出版社 ‏ : ‎ 潮出版社
発売日 ‏ : ‎ 2023/6/5
文庫 ‏ : ‎ 272ページ

市民図書室でお借りしました。
こういう本は、たまに読んで、そうそう、わかるわかると泣いたり笑ったり。
よく世の中は2:8の法則(パレートの法則)に例えられますが、世の中の8割の方は、この小説の中の登場人物のように感じました。
で、2割の方は、このような状況には陥らず、自分の考えで正しい道へ進んでいるんでしょうね。

裏表紙に書いてあった本小説の内容☟

のんびりした老後を夢見る59 歳の主婦・悦子。
ところが、定年間近の夫とのビミョーな関係、就職しない息子、
シングルマザーとして生きようとする娘、
さらに、80代の母は恋…!? と次々に想定外の出来事が。
平凡な家庭に巻き起こる波乱の日々は、深刻なのに、なぜか笑えて、心にしみる。
スッキリ痛快な家族小説!

主婦 悦子さんの予期せぬ日々

この小説の中で印象に残った言葉☟

あなたの悩みや苛々ってさ、夫とか子供とかに過剰に期待しているから、生じているのよ。夫は自分をシアワセにするべきだ、やさしくするべきだ、子どもは、母親の私をシアワセにすべきだ、喜ばせるべきだ、なあんて思い込んでいるんじゃないの。

みんなね、自分のために生きているのっ。そのためにそれぞれの人生があるの。期待するのなら自分に期待しないよっ。

その通りだな、と思いました。
人に期待して、思い通りにならなくて、悩んで、怒って。
勝手に期待して、相手の事を考えていない。
相手も自分に期待していることがあるだろうに、そこには気付かない。

この小説に出てくる方々の多くは、私から見れば、相手の事を全然考えずに、自分の事に一生懸命で、だから家族とぶつかって、こじれちゃってるんじゃない?って思ってしまいました。
しかし、自分の人生なんだから、自分で自分の思うように事を進めて行くことの何が悪い?おかしい?ダメか?と思い直しました。

自分のやっていること、思っていることを家族に報告は必要であるが、犯罪や事件でない限り、それらを家族が否定するのではなく、本人の意思を尊重するのがいいと気付きました。
失敗しても本人の責任、その後どう処理するかも本人の責任。

最後にもう一つ印象に残った言葉☟

人生は、どうせ放っておいても、自分の想定外な方向へずんずん展開していってしまうのだ。
大事なのは、たじろがないこと。もうそれだけよねえ。

こちらの言葉もその通りかと。
家族や親戚、その他まわりの方々によって、自分の人生はあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
でも、自分の考えをしっかりと持ち、自分で判断する力を持っておけば、何とかなる。
人生についてそんなに考えたり、悩んだりしなくても、どうとでもなる!くらいに思って毎日を楽しく生きようと思いました。


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