「メンヘラ」に救われた話

私はメンヘラだなぁと数年前から思っている。
その理由としては、自己肯定感がバチくそ低い割には自己承認欲求が強くて他者から認めて貰えないと辛いとのたうち回る。それに加えて、彼氏が出来たことが1度もないからか毎日誰かに愛されたくて仕方がないなどと頭の中で叫んでいるのだからメンヘラ以外の何者でも無い。

しかし「メンヘラ」なんて言葉が普及する前には随分悩んで自己嫌悪した時もあった。
こんなきったない感情に浸かりきってる心が正常な筈がないと思うけれど、精神的な病という程生活や身体に支障はきたしていない。褒められなくて辛いけど生きてて楽しい時も沢山ある。ふと我に帰る度に

自分なんなん??

と疑問に思ってきた。
しかし今はどうだ、人間特有のきったない感情に振り回されてしまう状態を表す言葉があるではないか!!

そう!それが「メンヘラ」だ!

派生して「病み」や「地雷系」などの言葉もある。これらの汎用性の高さったら!!思わず発案者の胸元か腰におひねり捩じ込んでやりたいレベルだ。

しかも、イラストやファッションの一部として
もはやメンヘラはジャンルとして確立してる。

しかもメンヘラの子のイラストめっちゃ可愛くない???

その結果、私は「メンヘラ」という言葉によって自分の性格の置き場所を見つけ、ましてや個性ぐらいに感じ始めることが出来た。

メンヘラという言葉に救われたのである

とはいえ、免罪符のようにこの言葉を使って迷惑行為を繰り返すことは問題だしする気もない

ただ、自分が「褒められたい!」「愛されたい!」「誰か認めて!」の気持ちでいっぱいになってる状態を感じたら無理に抑え込まずに

メンヘラだから仕方ない

の言葉である程度自由にさせる。事実、病み期の時のTwitterはなかなかにエグかったりする。

こうして私の精神的疲労は多少改善し、今日も今日とて「メンヘラ」という個性を着て生きるのであった。

空から私を全肯定して正面から可愛いって言って愛してくれる人落ちてこないかな〜!!(クソデカボイス)

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