Z世代の社会人が夏休みにやりたいこと1位は「家でゆっくり過ごす」！コロナ禍と比較してアクティブな過ごし方は増加傾向

SNSネイティブ向けの企画・マーケティングを行う『僕と私と株式会社』は、437人のZ世代の社会人1～3年目を対象に、「夏休みにやりたいこと調査」を実施しました。

アフターコロナとなる2023年に、Z世代はどのような夏を過ごしたいと考えているのか。「夏休みの過ごし方」「夏に向けて買いたいもの」「行ってみたい場所」などから見えた、Z世代のホンネをレポートします。

【調査サマリー】 Z世代の夏休みの過ごし方

・Z世代の6割が「家でゆっくり過ごしたい」「YouTubeやNetflixを見たい」
・この夏に向けて買いたいものは「サングラス」などの、アウトドアアイテムが多数
・行ってみたい場所は「北海道」「沖縄」、海外では「韓国」が上位に
・夏休みに使う金額は、1～3万円が最多、8割が5万円未満
・Z世代の情報収集源は、「Google」と「YouTube」、次点で「Twitter」「Instagram」

Z世代の6割は夏休みに「家でゆっくり過ごしたい」「YouTubeやNetflixを見たい」

「夏休みにやりたいこと」に関する調査では、男女ともに「家でゆっくり過ごす」がトップに。「YouTubeやNetflixを見る」も同等と考えた場合、およそ6割のZ世代が「夏休みは家でゆっくり過ごしたい」と考えているという結果になりました。

上位5項目を見ても、過去2〜3年の結果と比較して大きな変動は見られませんでした。一方で、「国内旅行をする」「カフェ巡りや食べ歩きをする」などは順位を上げており、コロナ5類移行後、初めて迎える夏休みをアクティブに楽しみたいという想いも感じられます。

男女別では、女性は「買い物に行く」「カフェ巡りや食べ歩きをする」「海やプールにいく」「お祭りや花火大会に行く」「推し活をする」などが、男性に比べて10%以上高い結果に。男性は「キャンプや登山に行く」「サウナに行く」などが、女性よりも高い結果となりました。

この夏に向けて買いたいものは？ 「サングラス」や「サンダル」など、アウトドアアイテムが多数！

「この夏に向けて買いたいもの」に関する調査では、「サングラス」や「サンダル」、「浴衣」や「旅行用カバン」など、アウトドアアイテムが多く見られ、ここでもアクティブな夏休みを過ごしたい人が多いことが伺えます。

行ってみたい場所1位は、「北海道」と「韓国」

続いて、「夏休みに行ってみたい場所」は、国内では「北海道」、「沖縄」、「東京」など、世代を問わずに人気の観光地が並びましたが、海外では「韓国」がトップに躍り出るなど、トレンドに敏感なZ世代ならではの特徴も。

今は“第5次韓流ブーム”とも言われていますが、K-POPアイドルや韓国ファッション、韓国コスメなど、韓国発のトレンドへの注目は、もはやブームではなくスタンダードになりつつあるようです。

夏休みに使う金額は、1～3万円が最多、8割が5万円未満

「夏休みに使う金額」に関する調査では、1～3万円が最多で27.9％。8割近くが5万円未満という結果となりました。

「国内旅行をしたい」「カフェ巡りをしたい」とは思いつつも、できるだけ家でゆっくりと過ごしてお金をセーブしたい、というのがZ世代のホンネなのかも…？

Z世代の情報収集源は、意外にも「Google」が優勢

最後に、「Z世代の情報収集源」に関する調査では、1位に輝いたのは「Google」と「YouTube」、次点で「Twitter」「Instagram」と、やや意外な結果に。

総務省が令和3年6月に発表した、「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書（https://www.soumu.go.jp/main_content/000887588.pdf）」によると、TikTokにおける20代の利用率は47.9％と、約5割の若者が利用しているSNSですが、情報収集源としてはまだ定番ではないよう。

男女別では、男性は「情報誌」「TV」など、SNS以外のメディアが上位に挙がっていたのが特徴的でした。

Z世代の企画屋・今瀧 健登からのコメント

Z世代が「家でゆっくり過ごす」ことを選ぶ背景には、TikTokをはじめとした、家で楽しめるコンテンツの増加が考えられます。

そんな、コロナ禍によって家で過ごす習慣ができたことはもちろん、新社会人として慣れない業務に疲れた日々を癒すため、休暇をきちんと取りたい人が多い印象です。

また、情報収集源については、もともとZ世代が種類を問わず、プラットフォームの「使い分け」が得意な世代だというのもポイントです。目的に合わせて、検索媒体を細かく選ぶことが当たり前で、例えば、私の場合はニュースはGoogle、飲食店はTikTok、旅行先はInstagram、コスメはTwitterで探しています。

着目してもらいたい点は、男女によって情報源となるSNSに大きな順位差があるということ。女性のランキングではGoogleを超えてInstagramが1位に輝いており、女性をターゲットにするうえで、Instagramは欠かせない存在になっていることが伺えます。

調査概要
調査名：Z世代の社会人に聞いた！夏休みにやりたいこと調査
対象条件：20～26歳（社会人1～3年目）
調査期間：2023年7月21日〜27日
調査方法：インターネットを利用したアンケート
調査有効回答数：437名

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担当：梅酒（ウメザケ）
marigold@boku-to-watashi-and.com

こちらの記事は、2023年8月4日に公開された弊社のプレスリリース記事を再掲載したものです。
元記事：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000071963.html