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いつか物語が完成してしまったら

本当に もう

終わってしまうのだろうか…

それなら いっそ このまま

私にしか残せない 拙くて 脆くて 

だからこそ溢れてくる この思いを

私は私らしく 最期まで紡いでゆきたい

筆を持ったまま 動けなくなった

あの頃の私が 見つめているから

何も言えずに 

私をただ見つめているから