時間管理は出来事管理!ASKセールスアカデミー動画「生産的な時間管理術」
忙しくて時間が足りない。
時間がもっとあったらいいのに。
時間が欲しい。
誰しも思った経験があるのではないでしょうか。
私もそのうちのひとりです。
というか今もそう思っています(笑)
前回の記事でもNoteを再開した経緯を話しましたが、そのきっかけとなったのが後輩におすすめされたDVD、ASKセールスアカデミーの「生産的な時間管理術」です。
こちらは教育研修会社、ASKアカデミー・ジャパン株式会社の代表取締役を務める、松田友一氏がトレーナーとして講義をされています。
松田トレーナーは国内最大手の自動車会社で数々の賞を総なめにし、トップ営業マンとして活躍されていた実績があるかたです。
そんな松田トレーナーの経験を踏まえつつ、トップ営業マンになるために大事なことを教えてくれる研修がASKセールスアカデミー。
「生産的な時間管理術」はASKセールスアカデミーの8つのカリキュラムのなかの8番目の項目だそうです。
最後の項目となるとがぜん大事な気がします。
今回はこちらの動画の概要を紹介しながら、私が思ったことを伝えていきたいなと思います。
■人はみな営業マン
「営業が不要な仕事ってある?」と松田トレーナが冒頭でおっしゃっていました。
飲食店でも「営業中」と書いてありますよね、と。
言われてみると確かに「営業」というとそういう専門の仕事というイメージでしたが、もっと身近にあるものなんですね。
営業の仕事をしていなくても、職場内で潤滑に仕事を依頼しあう関係を築くのも営業のひとつと言われてハッとしました。
実際に、真の営業マンは社外でも社内でも評判がよく、「あの人がいうなら!」と周りから協力を得られるそうです。
人と関わる限りそこには営業力が求められます。
営業の本質は「エンロールメント」なのだそうです。
エン→引き出す
ロール→自己決断
メント→状況・環境
目の前のお客様や、仕事仲間が最高の決断をしていく状況や環境を引き出すことがエンロールメント。
私はこの動画をセールスアカデミーの中のカリキュラムという前置きがある状態で観たので、営業の人向けに大事なことを話すんだろうと思っていましたが、営業力を身に着けていくことは、仕事をしやすくすること、ひいては人生において大事なことなんだということに気づくことができました。
■ 環境を整えることも時間管理
動画を観ていくと、松田トレーナーの営業マン時代の経験をふまえながら、営業の仕事を中心として講義が展開されていきます。
しかし、「人はみな営業マン」を意識した視点で観ていくと、自分の人生と結びつけられるものがあるので面白かったです。
動画の中で私の印象に残った言葉をいくつか載せておきます。
「多くの営業マンは自分がしゃべりたいことをしゃべっている。
自分のことをわかってほしがっている。
私がいいと思っている価値をおしつけている。」
「そうではなくて、お客様の求めていることの理解に努める。
理解に努めて何を聞きたがっているのか、どういう情報を求めているのか理解して提供する。
そうするとありがとうがかえってくる。」
これはささりますね~。
営業だけでなくすべての人間関係においてそういった場面はあります。
この前の合コンでも、イケイケな男子と柔らかくて優しそうな男子がいました。
イケイケな男子は自分の話ばっかり。
かたや、優しそうな男子は聞き上手。
一見するとイケイケな男子のほうが場をリードしているように見えますが、最終的な一番人気は話をよく聞いてくれる優しい男子でした。
私の話をよく聞いてくれて、会話の中でイタリアンが好きと言ったら、「じゃあここのお店がおいしくておすすめだから、今度行く?」とさらっと誘われたら行っちゃいますよね(笑)
私も相手の理解に努めて、求めているものを提供していこうと思いました。
これで男女ともにモテる女子を目指します!
「一流の人は道具がピッカピカ 鞄の中身は整理整頓ばっちり!
鞄の中身と頭の中身は一緒。机の中や冷蔵庫の中も。」
道具や身の回りがその人自身を表しているし、相手への気遣いになるということなんですね。
私も部屋や机周りなど見えるところはキレイにしているつもりですが、PCのフォルダはごちゃごちゃ(笑)
ちなみに、人が探し物をしている時間は年間およそ150時間あるそうです。
(参考:机が汚いことの大きすぎる代償。年間150時間も奪われ、自制心も低下する。)
1日あたり36分って結構大きいですよね!
何がどこにあるのか整理すると時間の効率もあがります。
普段からものを大事に、周りをキレイに整理整頓を心がけようと思いました。
小学生の時にやったはずなのに、大人になってからできなくなっているものってあるのかもしれません。
などなど…営業の仕事だけではなく、普段の生活にも生かしていこうと思うものがたくさんありました。
■時間管理は出来事管理
「時間ってなんでしょうか??」
と聞かれるとなかなか答えられないものです。
ベンジャミンフランクリンによると、「時間とは出来事の連続」なんだそうです。
なので、時間を管理するということは出来事を管理すること。
出来事に振り回されるのではなく、何が起こるかわからないから予測をたてて早めに行動することが大事だと松田トレーナーはおっしゃっていました。
「時は金なり」という言葉があります。
お金は稼げる、貯められる、拾えるけれど、時間はできない。
時間の在庫は今もどんどん減っていっています。
仕事においては時間在庫をいかに価値に変えていけるかが大事だそうです。
そして、出来事管理は目標管理、行動管理をすること。
目標達成というとノルマのように感じてしまう人もいますよね。
松田トレーナーは目標に対する価値観を分かっていない人が多いとおっしゃっています。
「本当の目標って宝石のように価値がある。
恋人のように魅力的で、丸太をまたぐように簡単。」
達成したくて、居ても立っても居られないのが目標なんだそうです。
将来やりたいこと、ゴールが明確だからプロセスが明確になるし、そのために何を実現していくのかを自分で管理していくことが時間を管理することだとおっしゃっていました。
私を含め、時間をどうやったら管理できるのか方法を探している人は多いと思います。
タイムマネジメントは手法でしかないというのが衝撃的でした。
大事なのは何のために時間を使っていくのか、ビジョンからくる目標設定と行動することなんですね。
■さいごに
久しぶりにASKアカデミーのセミナーに触れて、ベーシックコースを受けた時の自分の気持ちを思い出しました。
営業という仕事にとらわれず、普段の生活の中で生かすことができることが満載でよかったです。
少し薄れかけていたビジョンをまた明確にして、出来事に振り回されるのではなく、出来事を管理していけるようにしたいと思います。
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