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能力開発の研修、ASKベーシックコース(Basic Course)で学んだこと②

前回より、この note で何度か取り上げている能力開発の研修、「ASKベーシックコース(Basic Course)」について書いています。
私の会社員生活、いや、もはや人生にとって、大切な軸となっているこの研修の価値観について、この機会にまとめてみたいなと思ったので、第二弾の今日もお付き合いください!

前回の記事はこちら:
能力開発の研修、ASKベーシックコース(Basic Course)で学んだこと①

過去の恋愛を振り返って

皆さんは、過去どれくらい恋愛をしてきましたか?
私はもともと恋愛下手だったのですが、ASKベーシックコース(Basic Course) で学んだことを大切にしていたら、どういうわけか恋愛まで上手くいくようになりました。

私は、比較的自分は恋愛体質だと思っています。
初恋は、幼稚園の年少の頃。そして、小学校、中学校、高校時代を思い返してみても、同じクラス、同じ習い事、同じ塾などそれぞれに好きな男の子がいました。
とは言っても、告白ができたわけではなくて、一言でも会話したり、目があったり、接触があるだけでも嬉しくなるような、そんな淡い恋心を数多く抱いていました。

そんな私が、恋愛にどっぷり浸かっていったのは、大学生の頃です。
初めて「付き合う」という正式な男女の関係性を経験してみて、友達よりももっと親密に、お互いがきちんと向き合う必要があるとは思ったのですが、18歳の私にはそれがどういうことかまだわかっていませんでした。当然、自分なりの「付き合う」スタンスもまだ確立されていません。

大学4年間を通して、私は複数の男性とお付き合いをしましたが、今振り返ると失敗の連続でした。
特に自分でも不思議だったのが、告白されて付き合ったはずなのに、いつしか彼が私を好きな気持ちよりも、私が彼を好きな気持ちの方が上回ってしまうということが繰り返し起こったことです。
そして、そういう場合は大抵私が振られて別れる、というのがお決まりのパターンでした。

一例を挙げると、20歳の時に私が付き合っていた社会人の彼氏は、かなりのイケメンでスポーツマン、健康に気を遣っており、仕事もできるカッコイイ憧れの男性でした。
決して美人でもない私でしたが、「内面が素敵だから」と口説かれてお付き合いを始め、デートも常にロマンチックで素敵なところに連れていってもらっていました。
偶然、お互いの家も近所にあったので、付き合って1ヶ月も経つとお互いの家を行き来しながら、半分同棲しているような生活が始まりました。
私は、少しでも彼に喜んでもらおうと、健康に気を遣っている彼に、
毎日3食、バランスの良い食事を手料理で作ってあげていました。
当時大学2年生で授業も課題が多く大変でしたが、空き時間に工夫して料理を作り、彼の仕事の合間に一緒に食べる、ということを繰り返していたのです。
全ては彼に喜んでもらいたい、という一心だったのですが・・・
結果、その生活を8ヶ月ほど継続した先に私は別れを切り出され、振られてしまったのです。

「また振られた!毎回、なんでだろう?」
「私の気持ちが重すぎるのかな、、、?」
と当時は思い悩みましたが、全く答えは分からず、失恋の痛手を負いながらもまた別の恋愛へと経験を重ねていきました。

いかがでしょうか?
皆さんの中にも、近しい経験をお持ちの方はいらっしゃるでしょうか?

研修の価値観①:「与える」ということ

ここで私が社会人になってから受講した「ASKベーシックコース(Basic Course) 」での学びが出てくるのですが、まずは「与える」ことが大事、ということを学びました。
「与える」の反意語は「奪う」ですが、「与えると人は近付き、奪うと人は離れる」そうです。
これ、言葉だけ聞くと「そりゃそうだ」と思うのですが、
実はとても深いなと思いました。

水がたっぷり入った桶をイメージしてみてください。
自分の方に水を寄せようと思って、手で水を搔きよせても、水は流れに沿って自分とは反対の方向に逃げて行きますよね?
逆に、桶の反対側にいる人へ水を寄せようと自分とは逆に水を掻いてあげると、最終的に水は自動的に自分の方向に流れ戻ってきます。
人に対しても、同じことが言えるそうです。
「〜してほしい」
と思えば思うほど、相手は「奪われている」と感じ、窮屈になるのです。

これを聞いた時、私はハッとしました。
20歳の時の彼氏に料理を作っていて、それは「彼のためにやっている」のだから、「与える」ことだと思っていたのですが、
心の奥底では「喜んでほしい」「もっと自分のことを好きになってほしい」と彼に求めてばかりだったのです。
当然、それは口には出していませんでしたが、きっと態度に出ていたのでしょう。人は敏感ですから、そんな微妙な空気を私から感じ取り、彼も離れていったのかなと今なら感じます。

研修の価値観②:常にビジョンから行動する

では、一体私はどうすれば良かったのでしょうか?

恋愛においては、自分一人ではなく相手との関係性があるので、相手のことを見てしまいがちです。
「今、何を考えてるのかな?」
「彼は、どうされるのが好きなのかな?」
と相手の価値観を軸に自分の行動を選択したくなるものですが、それは結果的に「好かれたい」という想いが先行しがちになるのではないでしょうか?
相手の価値観を軸にしすぎると、過去の私のように「気持ちが重い」女になってしまいます。

「ASKベーシックコース(Basic Course) 」で繰り返し問われることは、「あなたのビジョン、求めているものは何ですか?」ということでした。
それが明確になって、全てが始まるというのです。

あなたの今の行動は、求めているものに対して、効果的ですか?
その行動をしたのはなぜですか?
その見返りは何ですか?
そう問われ続けて見えてくるのは、日々の私の行動の選択基準は他人や状況、環境であることが多かったなということでした。

「会社で上司に怒られないために、早めに出社する」→見返りは怒られないこと
「彼氏が喜ぶので、たくさん料理する」→見返りは彼氏がより自分のことを好きになること
「友人の結婚式に身なりを整えて出席し、ご祝儀を渡す」→見返りは友人に好かれること、周囲に常識のある女性だと思われること

自分の中にある理由ではなく、常に他人や周囲の状況に応じて自分の行動を決めていたから、自分の中に軸がなくて自信もなかったんだな、ということに気がつきました。

魅力的な人は、ビジョンから行動しています。
他人や周囲の状況、環境ではなく、自分の中に理由があって、その理由に突き動かされて日々を生きていることに気付きました。

逆の立場に立って考えてみましょう。
大好きな彼が、彼女である自分がどう思うか?を軸に全ての行動を選択していたら、「いや、もっと自分のやりたいようにやってよ」と思いませんか?
彼なりのビジョンや求めているものがあって、それを追いかけている姿を見せてくれる方が、より尊敬や魅力を感じると思うのです。

結論、恋人同士はお互いがお互いを見合っているのではなく、
お互いのビジョンに向かって肩を並べて向かっていくスタンスが上手くいくのではないでしょうか。
私はこのことを意識するようになってから、恋愛が驚くほど上手くいくようになりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
「ASKベーシックコース(Basic Course)」を通して私が学んだことを書いていますが、実際にその研修を受講してリアルタイムで気付き、学ぶことはもっともっと深くて衝撃的なものでした。
この note で文字を使って表現するには限界があり、とてももどかしいですが、皆さんの中で何か一つでも共感できたり、お役に立てるものがあれば、嬉しいです。

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