見出し画像

今日の仕事は、楽しいですか。

昨日から話題になっているこのキャッチコピー。

色々な声があって取り下げになってしまいましたが、「刺さる」というより「傷ついた」と思う人が多いというところが、現代の社会に問題を投げかけているなと感じました。

私はこの質問自体だけを考えると別に傷つくとは思いませんが、実際の広告を見てみると通路に大量に表示されすぎていて、確かにこれから仕事に向かう人たちには重たいようにも感じます。

ひとつだけに表示だったらここまで話題にならなかったのかもしれないけれど、言葉の力って強いですね。

広告を出した会社の想いは、「今日の仕事が楽しみなビジネスパーソンを増やす」という前向きなものだったのに、受け取る人が傷つくというなんとも悲しいニュースでした。

これだけ話題になるということは、気持ちがギリギリの状態で会社にいっている人も多いということなんだろうなと思います。

とはいえ、私はどうだろう。

答えるとしたら、「楽しい時もあるし、楽しくない時もある」でしょうか。

なんか新しいことをやるぞーとか、今自分が思うとおりにうまいこといってるぞーって日は楽しいですが、全然うまくいかない、理不尽なことで怒られた、振り回されてると思うときは楽しくないです。

そういうことを繰り返して、ゴールについたときに結果的に楽しかったなと思えることが、私の仕事での理想かなと思います。

これは今は自分の仕事がそれなりにうまくいっているから言えることで、逆に前の職場で転職を考えてばかりいるときは、本当に毎日がお金を稼ぐために、生活のために会社に行くという気持ちでした。

仕事がつらくて周りの景色が全部灰色に見える、みたいな時期もありました。

そんな時に「今日の仕事は、楽しいですか。」という大量のキャッチコピーを通勤途中にみたら、「んなわけあるかぼけー!!」と思うかもしれません(笑)

見た途端、家に帰りたくなる気持ちもわかります。

言葉って面白いもので、自分のメンタルの状態で受け取り方が変わりますよね。

コールセンターの管理をやっていた時に派遣さんの愚痴を聞いていた時も、そんなに後ろ向きな受け取り方する?みたいな人もたくさんいて、でも今思うとその人のメンタルはギリギリの状態だったのかもしれません。

どこかで、何事も楽しくなってくるのは結果がついてきてからだ、とは聞くけれど、その結果がついてくるまで努力し続けるメンタルの強さも、努力の先を見て頑張るポジティブさも持ち合わせてない私はどうしたらいいの?と思ったこともあります。

そんな私が心がけているのは、仕事が楽しくない時は別のところで楽しさを見つけるということです。

おいしいものを食べるでもいい、素敵な景色を見るでもいい、いちばんオススメは体を動かすことです。

体を動かすとなんだか気持ちがスカッとするんですよね。

運動が苦手な人も、天気のいい日に今日は一駅歩いてみようくらいでいいんです。

毎日が楽しかったら最高ですが、そうじゃない日があるからより楽しいと感じるんじゃないかなと思います。

楽しいばかりが仕事じゃないけど、それを乗り越えて楽しくなってくることもあるから、今日も一日頑張ります。

画像1



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?