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140字小説 『深い愛』 #秋の星々①


そこには深い愛があると信じていた。

深緑が雨粒を垂らす頃。傘をくれた君に僕は恋をした。

名も知らぬ君を探すのはそれはもう苦労したよ。深海魚を追うように必死で探したんだ、君…深雪みゆきをね。

でも扉を開けた君は心の底から不快感を示した。だから僕は青ざめた君を埋めることにした。

深い森の奥底にね。


 次はいつあるんだろうな~と呑気に構えていたら、既に秋の星々が始まっていることに気づき慌てて書きました😂<バリバリ油断してたー!)

 秋よりも夏に読む方がぴったりな世界観になってしまったのも誤算かも……まあ、応募出来ただけでも十分か!(最初は応募の仕方もわかってなかったので🙈おっちょこちょいのすっとこどっこいめ🙈!)

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