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当たり前の生活に恩恵実感

先日、年金受給者(男性)の投稿を読んだ。「新型コロナウイルスも収まらない。戦争も終わりそうにない。物価高騰はさらに第2、第3の波があるのだろうか。生活費を節約しても、電気代ショックで立ち直れそうにない」という内容だった。

2022年7月13日新聞掲載記事
 梅雨明けが宣言されたかと思うと厳しい暑さが続き、節電や節水が話題になっている。このような状況になってひしひしと自然の恵みを感じるとともに、人間は自然とともにあるのだと思わされている。

クーラーを節電しようとする。設定温度が高いと、高齢者だけでなく誰でも熱中症のリスクが上がる。スーパーや冷凍倉庫などは食品保管のために、節電にも限界があるだろう。

また節水と言われ、小売店で「お一人さま一箱まで」のように飲料水の購入制限がかかり始め、危機感が募ってきた。私は「紙のまち」に住んでいる。水不足になると、紙の製造にも影響が出るのだと聞いた。

先日は携帯電話サービスの通信障害が発生した。緊急時に119番通報が通じないなどの事態は、命に関わってくる。

生活の利便性が高くなればなるほど、生活インフラが利用できなくなった時の打撃は大きくなる。当たり前の生活が、どれだけの恩恵を受けているかを自覚する夏となっている。
    
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男性の投稿を読んで、昨年の夏と同じ心境になりました。利便性が高い時代ですが、それに頼りすぎるのも考えものだと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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