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ユニバーサルデザインのその先へ

どうせならバリアフリーにしたいよね。
風呂、トイレ車椅子の人でも使えるようにさ。理想は介助者なしでも。

とは思うのだけど、古民家のバリアフリー化は難題が連続する。
・沢山ある段差
・低い天井
・狭く入り組んだ動線

既設のトイレを活用しようとすると安全なスロープが作れない。
UDユニットバスを導入しようとしても高さが足らない。
介助者が介添えしないとコーナーが直角で辿り着けない。

10数年前にデンマークのエグモントホイスコーレンへ滞在した際、バリアフリー化へのアイデアの豊富さに驚いた。左右可動で昇降できる洗面台にキッチン、角度の変えられる鏡、十分な広さ。
あそこまでは無理でも、東横インのハートフルルームくらいの設備は用意したい。

リフト、介護ベッドが必要な方はご自身で用意をお願いする。これは当事者にとってどうだろう?でもこちらとしてはお願いしたい。
介護ベッドはもっとかわいく素敵にならないのだろうか。あれがあるだけで部屋が暗くなる。車椅子をスタイリッシュにする取り組みは目にするけれどベッドはまだ見たことがない。

お金の力を使える方であれば、ズバッと切ってつけて、UDのバストイレスペースを設置できるだろうけど、我家はそうはいかない。できる範囲で考えていく。アイデア募集中です。

再構築補助金の類も視野にいれつつ。補助金関係は情報量が多くて把握するのに時間がかかりますね。

そんなことを考える昨今、人と会う度に相談しています。
すると、「単なるバリアフリーっていうより、もっと誰もがホッとできるような場所にすること考えたら良いんじゃない?」と言われ、再びサウナ熱が戻りました。
(秀夫

タトゥー
エグモントホイスコーレンで出会ったフレンドリーな男性が施していました
かれこれ11年前

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