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日本人は初対面の人に会うと、その人が目上か目下かを判断する

いきなりで恐縮だが、お通じの頻度が低い

帰国以降の話だ
快調な日がない

カナダでもそういう日はあったが、食物繊維の豊富なシリアルを食べていたら回復した
含有量が「一食分あたり5g」を超える商品を選ぶのがポイントだ

帰国後の初日に買い物に行き、シリアルを調達した
毎朝食べているが、いまだに復調していない

時差ボケの方は、日中に極度に眠くなるとか、夜眠れないとかいった症状はない
ただ目覚めが早く、午前4時ごろには起きてしまう

また、寝起きに身体が重い感じがあり、朝から疲れているのを感じる
これはお通じが悪い時の症状で、時差ボケよりこちらが深刻だと捉えている

逆に、胃腸の調子さえ戻れば全回復できそうだ
早いところ日本に適応できると嬉しい



日本人は初対面の人に会うと、その人が目上か目下かを判断する、ということに気づいた

日本に住んでいれば当たり前のことかもしれない
だが、カナダではこれは普通ではなかった

カナダでは、どんな相手にもフラットに接するのが一般的だ
内面でどう思っているかはわからないが、それを表に出すのは失礼なことだった

カナダのコミュニケーションに慣れると、相手が目上が目下かを判断することは傲慢に思える
他人を品定めするようなものだからだ

相手には固有のバックグラウンドがあり、文化も異なる
自分の物差しに基づいて一瞥して評価を下すことは、誠実な態度とは言えない

ただ、では日本人が傲慢なのかというと、そうは思えない
よく言われるように、礼儀正しく、他人に配慮して行動することが多いのは間違いない

では、そんな日本人が「相手が目上が目下かを判断する」という、傲慢にも見える行動を取るのはなぜか

考えていてわかった
これは敬語のためではないか

日本人は、親しい人以外には敬語を使う
まずは丁寧語が使われるが、これは文末に「です・ます」を付ければいいので難しくない

だが、用いるべき敬語はこれだけではない
目下の側は、尊敬語と謙譲語も使わなければならず、そうでなければ無礼と見なされる

そのため、日本人は初対面の人に出会うと、目上・目下の関係を真っ先に判断する
そして自分が目下だと判断した場合、尊敬語・謙譲語を使い始めるのだ



今回は、「相手が目上が目下かを判断する」という、一見して傲慢な態度を日本人が取る理由を考えた
結果、敬語を使うため、という結論に至った

この態度の是非を問うには、その前提としての敬語、特に尊敬語と謙譲語の是非を問う必要がある

考えはあるが、長くなってしまったので、今回はここで終えることにする



じゃまたね
読んでくれてありがとう



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