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【アメリカ生活】 海外在住の子供の漢字学習について

昨年末、『おえかきしながらかん字をおぼえちゃおう大さくせん!』というKindle本を出版しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BR62LH2P

これまで、うちの子供がやってきたこと。
毎日1つの漢字を学習し、その漢字をお題にイラストを描く。
それらを1冊にまとめたものです。
小学校1年生の漢字、80字が収録されています。

いま、その2年生版を制作中。
2年生で習う漢字は160字。1年生の時の倍でした。
2年生の漢字は、わたしたち大人も毎日使う、日常生活で必須の漢字ばかりです。
これらが読み書きできれば、子供が将来、日本で生活することになった場合のハードルがかなり低くなるに違いありません。

まだ子供が生まれる前のことです。
日本語補習校で長年事務として働いていたという方とお話しする機会がありました。
彼女が「3年生まで行ければずいぶん違う」と言っていたのを覚えています。
その時の話に感銘を受けて、自分の中に記憶が残っていました。
そして子供が生まれ、補習校に通うことになった時も、
とにかく(3年生!3年生まではがんばって通わせよう!)と思っていました。

ただ、蓋を開けてみたら、子供は補習校が大好きで!
毎週楽しみに通ってくれたので、行く行かないで揉めることは全くありませんでした。よかった…。
中学校に上がってからは、行き渋ることが時々ありましたけどね。

海外に住んでいながら、子供に日本語学習をさせるのはなかなかに難儀なことです。
うちの場合は、この”おえかき漢字”というやり方を子供と編み出したので、それを軸に国語学習に楽しさをプラスすることができました。
マンガでもアニメでもゲームでもいいし、なにか日本語学習をするモチベーションを持つことが大事だと思います。
それが見つけられたらラッキー!

最近ある日本人の母子と知り合いました。
お子さんはもう大学生で、彼女は日本語補習校に通わなかったのですが、今になって「どうして昔、わたしが嫌がっても補習校に通わせてくれなかったの!そうすれば日本語がもっとできるようになったのに!」とお母さんに文句を言っているそうです。
勝手ですよね〜w
お母さんって大変だわ〜。

さて、160字分のイラストを、コツコツとページレイアウト中です。
Kindleは全部自家製の手作業なので時間かかりますねー。
でも、世界各地で漢字学習中のお子さんにこういうやり方もあるってことを見てほしいし、我が子の過去の作品を見やすくまとめておきたい。
引き続き、制作たのしくがんばりま〜す。