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フローレンスのメンバー勝手連

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フローレンスのメンバーたちが個人で発信しているnoteをゆるっとまとめました。記事の内容はいずれも個人の見解です!フローレンスについて詳しくはこちらをご覧ください:https:/…
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#三つ子

excelをろくに使いこなせない時短ママ社員が、目の前の親子の課題をどうにかしようと新規事業を起こした話

2020年1月。 私は会社の代表から「いっちー、新規事業やってみなよ」と言われて、戸惑っていた。 (新規事業って何・・・?そんな、「やってみなよ」みたいな軽いことじゃないでしょ・・・・) そこから、足掛け2年。エクセルもろくに使いこなせず、横文字が出てきたらこっそりスマホでググるような私の、新規事業立ち上げストーリーが始まった。 ●「君以外に誰がやるの?」 事のはじまりは、こうだ。 私は2019年の夏ころから、いわゆる「ソーシャルアクション」「ロビイング」というも

【速報】2022年3月末までに、都内の民間バス会社の全ノンステップバスで、ふたごベビーカーの乗車が解禁!

みなさーーーーーん!!!!やったよーーーーーーー!! 都バスが先んじて解禁していた「双子ベビーカー(二人乗りベビーカー)の折りたたまないでの乗車」が、都内民間バス会社全線で、解禁されます!! 本日、東京バス協会の上田理事長が都議会にいらっしゃり、本件への進捗を教えてくださるとのことで、急遽、都議会に行ってきました!! 冒頭、上田理事長から 「遅くとも年度内には、全てのノンステップバスで二人乗りベビーカーが折りたたまずに乗れるように、都内の民間バス各社が準備を進めている

「親だけで頑張らなきゃいけない育児」をやめたい

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 最近、双子を育てているお母さん達の話をじっくり聞く機会がありました。 フローレンスの訪問サポートサービス「ふたご助っ人くじ」の保育者が、もっと多胎児の親御さんの心情に寄り添った対応ができるようにするために、みなさんの妊娠、出産、育児それぞれのエピソードを聞かせてもらったんです。 その内容がとても心に刺さったので、みなさんの許可を得た上でここに記載したいと思います。 インタビューで語られた、母達の記憶 双子にきょう

自分の半径5mから世界を変える方法~【双子ベビーカーをバスに乗せて】を、6ヶ月の双子を育てる「私」がやってみた~

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です! おそらく私のツイッターやこのnoteを見てくれている方は、多胎児を妊娠・出産・育児をしている方が多いのかな~と思うのですが、 今日は、みなさんと同じ双子を育てている一組のご夫婦を紹介します。 ここ一年の、双子ベビーカーのバス乗車にまつわるルール改善に勇気づけられ、自分達でバス会社に連絡を取り、実際に双子ベビーカーでの乗車を叶えたIさんです。 6ヶ月の双子を育てるIさんご夫婦。目の前の双子育児に奮闘する中で、なぜ「自

ついに都営バス全線で「二人乗りベビーカーの乗車」が解禁!!みんなの思いが世の中を変えた日

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会/フローレンスの市倉です。 今日は、本当に嬉しいニュースをお届けできます。 ついに、6月7日(月)より、都営バス【131系統=全線】で、二人乗りベビーカーの乗車が解禁されます!! (画像はHPよりお借りしています) 長い、、、、長かったよぉぉぉぉ、、、、当事者の方にとっては、本当に長く長く待ち望んだものだったものではないでしょうか。 なんだかもう、ここまでの道のりへの思いがありすぎて感情が追いつかないのですが、東京都のリリース

「関東多胎ネット」クラファンスタート!「すべての人にやさしい社会へ」という想いを、みんなで応援しませんか?

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 令和3年度の国・東京都の多胎児家庭支援制度が明らかになってきたこの頃。私は議員さん・自治体職員さん向けに勉強会を頻回に行っています。 その中でも先日行った勉強会は、当事者である、双子のママパパ向けのもの。 実はこの勉強会、「関東多胎ネット」という、最近生まれたばかりの団体が主催してくれました。 ●「関東多胎ネット」とは「多胎ネット」という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、多胎の妊娠・出産・育児を、多胎家庭の当事者

2020年の活動振り返り〜多胎育児のサポートを考える会・フローレンス・個人〜

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 2019年秋から始めた多胎育児のサポートを考える会の活動は、2020年も色々な事がありました。 来年も引き続き!たくさんの方のお力を借りながら多胎児家庭への支援導入を訴え、進めていくつもりですが、ここでこの1年の活動を簡単に振り返ってみたいと思います。 ●双子ベビーカーでの都バス乗車、一部路線で叶う!2019年秋からの活動の中でも力を入れていた点の一つである『双子ベビーカーでのバス乗車』については、非常に前進のあった

東京都荒川区の多胎児パパ・ママ必見! 「保育駆けつけ新サービス」トライアルユーザー募集をスタート!【12/1より保育開始】

こんにちは。 多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 私が勤めるNPO法人「フローレンス」で、多胎児家庭専門の訪問保育サービスの開発のため、実際にサービスを受けて利用感をフィードバックし、一緒にこのサービスをよりよくしてくれるご家庭を募集します。 (以下、このサービスにトライするに至った経緯を書きます。早く募集の件だけ読みたいよってかたは、最下部まで飛ばして下さいねm(_ _)m) ●一年半前に気づいた。「これっておかしくない?」私がこの活動をするに至った経緯は以前

【レポ】都バスへの双子ベビーカー乗車が解禁されたので、乗ってみた

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 先日ツイッターでもお伝えしたとおり、本日9月14日(月)より、都バスの一部路線にて、【双子ベビーカーがバスにそのまま乗れる】というルールに変わりました! 初日の今日。 解禁された路線を使ってお子さんと一緒にバスに乗る方がいらしたので、同行して、その様子をレポートします! 「これまではバス通院が選択肢になかった」 今日同行させていただいたのは、都内に住むKさん親子。 都内在住で、4ヶ月になる双子ちゃんが渋谷の総合

東京都町田市で、双子家庭の虐待死事件。本当に「待ったなし」の多胎児家庭支援

こんばんは。 多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 昨日は、あまりにも悲しくて辛いニュースを知りました。 東京の町田市で、双子の男の子(2歳)を殺めた疑いで、母親が逮捕。 詳細な背景がまだ報道されていないので事件へのコメントは控えますが、多胎育児のサポートを世の中に訴えてきた立場としては、非常にショッキングなものでした。 ●「多胎児を家族だけで育てる」という無理難題昨年、私が勤務先のフローレンスとともに行った「多胎児家庭の育児の困りごとに関するアンケート調査」で

都内初!!台東区が「とうきょうママパパ応援事業」多胎児支援メニューを導入!

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 本日台東区では「子育て・若者支援特別委員会」が開かれ、昨年から話し合われていた多胎育児支援についての報告がありました。 (↑「理事者報告事項」に「多胎児家庭への移動経費の補助について」) ●年間24,000円のタクシー料金を補助を決定 (↑https://www.youtube.com/watch?v=2E5lZQEdQ4g の12:20あたりからが多胎児家庭支援についての議論) 担当課長「多胎児家庭への課題とし

東京都でベビーシッターが超低額で16時間/月使える!ベビーシッター利用支援制度(一時預かり)スタート間近!!

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 先日、東京都ベビーシッター利用支援制度の【一時預かり版(=スポット利用)】の情報が、都より区市町村へリリースされました。 都内に住む0歳~2歳(※3歳になった年の年度末まで)の子どもを育てる家庭が、超低額でベビーシッターを使えるようになるこの制度。 ●単胎児家庭で8時間、多胎児家庭で16時間×児数 が月の利用上限 ●シッター利用料を2,500円/時間を上限に助成(=2,700円/時のシッターを利用した場合、実質の負

オンライン交流をしている多胎児サークル、いっぱいあるよ

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 先日、オンライン双子会を企画した際、【オンライン×多胎児家庭】の相性の良さに気づいた私。 ※その時の記事はこちら コロナで外出が難しい、、、という社会情勢のずっと前から、「双子」「三つ子」を連れての外出が厳しい多胎児家庭。 最近はzoomなどのツールも普及してきてオンラインでの参加も出来るので、自分が今まで出会ったサークルを中心にいくつかご紹介します。 ※ご紹介するのは東京のサークルですが、居住地が違っても参加で

多胎児家庭の支援制度をつくるときのポイント

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 5月某日、東京都より各市区町村へ、「とうきょうママパパ応援事業」の実施要綱が通達されました。6月頭には、「東京都ベビーシッター利用支援制度」の要綱も通達されます。 都内では、3月の議会でたくさんの各区議が「とうきょうママパパ応援事業」について取り上げてくださり、行政担当者も「都からの詳細を待つ」との返答が多かったこの事業。ついにその「詳細」である実施要綱が都から区におろされましたので、各区で補正予算の審議が待たれるとこ