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フローレンスのメンバー勝手連

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フローレンスのメンバーたちが個人で発信しているnoteをゆるっとまとめました。記事の内容はいずれも個人の見解です!フローレンスについて詳しくはこちらをご覧ください:https:/…
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2020年6月の記事一覧

東京都町田市で、双子家庭の虐待死事件。本当に「待ったなし」の多胎児家庭支援

こんばんは。 多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 昨日は、あまりにも悲しくて辛いニュースを知りました。 東京の町田市で、双子の男の子(2歳)を殺めた疑いで、母親が逮捕。 詳細な背景がまだ報道されていないので事件へのコメントは控えますが、多胎育児のサポートを世の中に訴えてきた立場としては、非常にショッキングなものでした。 ●「多胎児を家族だけで育てる」という無理難題昨年、私が勤務先のフローレンスとともに行った「多胎児家庭の育児の困りごとに関するアンケート調査」で

子ども達を性被害から守る仕組みを作るには、もっと犠牲が必要ですか? #保育教育現場の性犯罪をゼロに

呼吸が苦しくなるような事件が起きました。しかも、立て続けに。 ベビーシッターマッチングサービス大手企業の登録シッターが、派遣先の子どもに対する強制わいせつ罪で逮捕されたのです。 保育サービスを運営する組織の一員として、そしてひとりの親として、今回の事件はまさに背筋が凍るものであり、全く他人事とは思えません。 二度とこんな悲しい事件を起こさせないためにはどうすればいいのか、自分なりに考えてみました。すると、同社だけでなく保育業界全体の構造的な問題があることがわかったんです

都内初!!台東区が「とうきょうママパパ応援事業」多胎児支援メニューを導入!

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 本日台東区では「子育て・若者支援特別委員会」が開かれ、昨年から話し合われていた多胎育児支援についての報告がありました。 (↑「理事者報告事項」に「多胎児家庭への移動経費の補助について」) ●年間24,000円のタクシー料金を補助を決定 (↑https://www.youtube.com/watch?v=2E5lZQEdQ4g の12:20あたりからが多胎児家庭支援についての議論) 担当課長「多胎児家庭への課題とし

COVID-19とNPOバックオフィス 〜2 総務〜

COVID-19(※ぼくはかならずこう呼ぶ。コロナエキストラを守るために、これからもこう呼ぶ)対応において、ぼくが所属しているもう一つのチーム、総務部門の業務について備忘を記しておく。 (1 法務部門の業務については こちら ) (やっぱり総務といったらこの人。(同じ名字…)) 郵便とFAX総務チームは日々郵便物の仕分けを行っているが、緊急事態宣言が出そうになった頃に、郵便のことは最初に気にしていた。 行政からの郵便物は届き続け、そんな急にペーパレスにはならないことは

東京都でベビーシッターが超低額で16時間/月使える!ベビーシッター利用支援制度(一時預かり)スタート間近!!

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 先日、東京都ベビーシッター利用支援制度の【一時預かり版(=スポット利用)】の情報が、都より区市町村へリリースされました。 都内に住む0歳~2歳(※3歳になった年の年度末まで)の子どもを育てる家庭が、超低額でベビーシッターを使えるようになるこの制度。 ●単胎児家庭で8時間、多胎児家庭で16時間×児数 が月の利用上限 ●シッター利用料を2,500円/時間を上限に助成(=2,700円/時のシッターを利用した場合、実質の負

COVID-19とNPOバックオフィス 〜1 法務〜

なぜ書くかぼくはなにぶん、どんなに夢中になっていたことでも簡単に忘れることのできる構造をしているので、COVID-19(ぼくは絶対にこう呼ぶ。コロナ・エキストラがこの件で風評被害を受けるべきではない)のこともそのうち忘れてしまうのだろうという恐怖がある。 で、6月に入ったこのタイミングで、自分の仕事と思いの振り返りのために記してみようと思う。 考えていたことCOVID-19のうねりの中で。 ぼくが勤めているNPOは、そのビジョンとミッションを旗印に様々なアクションを爆速