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『同行営業』のお話。

もう少しだけ。

ボクら問屋の営業マンは
『同行営業』という
メーカーさんの営業マンと一緒に
自分のお客さまの所へ
営業に行くスタイルがあります。
と言うのは#3でもお伝えしました。

水廻りメーカーだったら
TOTOさん、クリナップさん、
タカラスタンダードさん、ノーリツさん、
当時のトステムさん、INAXさん等々。。。

ボクも後輩の茨木も
この同行営業をよくメーカーさんから
頼まれておりました。
『ニーナさん?今度同行お願いします!』

メーカーさんの営業マンの年齢は
ボクらと同じぐらいか大体歳下。
なのであの木内さんみたいに
逆に今度はボクらがメーカーさんの若手に
色々教えてあげて、飲みに連れてったり…
若い一人暮らしの子とかはボクの家で
ご飯とか食べさせてました。
そうして親交を深めていきました。

そうするとね…
メーカーさんの営業マンがボクと同行しなくても
ボクのお客さまの所へ営業しに行って
仕事を取ってくるのですよ。
ボクの売上に貢献してくれるワケ。

結局は『人』との繋がり。

自分1人で月の売上○000万なんて
とても出来ません。

それには営業所の
トラックの配送の後輩にも気を遣い…
事務のおばちゃんにも気を遣い…
事務の上司にも気を遣うワケです。

みんなをボクの仲間にする。

ボクと連絡が取れないとお客さまは
直ぐ営業所へ電話を入れる。
直ぐ電話しても対応がモタモタしてると
『埒があかない』ってなる。
気の短い…材木屋の社長さん達は
ライバル問屋へ流れちゃう。

そこがホントにシビアで痺れます。

なので…
事務所の事務員さん達のやる気を
ボクらは上手く乗せてあげるワケ。
この人たちが仕事を上手く回してくれてるから。

さりげなく…好きな甘いものを買ってきて
あげたりするの。

営業とは『気配り』ですね。ホントに。

後の話になりますが…
ボクが花屋になってからも
未だに各メーカーさんが
顧客さんになってくれておりまして
お花を使ってくれてます。

親しくしていた営業マンたちが
それこそ上の立場になっててね。。。

何年経とうが慕ってくれて
ボクに花の仕事を振ってくれることに
感謝しかないです。

偉そうにしないで優しくして
奢ったりしてて良かったなぁ〜笑

『人の繋がり』と『縁』て
大事ですよねホントに。。。

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