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組織を変えて行くこと…

こんにちは。
診療看護師を目指す
アラフィフ女子です。


「地の時代」から「風の時代」へ

天文学的に2020年の年末から
本格的に大きな変化の時を迎え、
ヒエラルキーといった統制や物質的な豊かさが重要とされた
古い価値観から
個人の尊厳やコミュニケーションなどを基盤とした
新たな概念、新たな価値観が重要視され
変化・変革を求められている。

〖新型コロナウイルス〗の出現もまた例外ではなく、これにより皮肉にも、人は試され
新たな習慣、新たな概念、価値観のもと
余儀なく、生活様式の変化を求められている。

組織を変えて行くこと…

組織が個人をどれだけ守ってくれるだろうか。
多大なエネルギーを投じ、
得られるメリットと勘案した場合
長いものに巻かれていれば良いか…
そう考えるのは当然かも知れない。

「自利利他」

こう思えるためには
まずは自分自身が精神面において
充足感を得ている必要がある。
そして、強くあること。
この強さとは、自分の信念を貫く強さだ。

私は昨年末に難病疾患の診断を受け
強制的に仕事は休まざるを得ない状況となり
手術に踏み切った。
術後は激的に痺れも痛みも消失し
回復した後の未来をイメージし
晴れやかな気持ちで過ごしていた。
しかし、ここでまた試練が。

回復したと思っていた左腕に
ある時を境に痛みと運動障害を感じ始め、
左肩に損傷が生じていることがわかった。
医師は原因検索に講じてくれたが
加齢により、自然に起こったものだとの説明だった。
このまま、大人しく受け入れるしかないのか。

私の信念はそれを許さなかった。
納得が行かず、再度説明を求めた。
ところが、その時の医師の対応が
余りにも残念過ぎた。
信頼しているからこそ、残念で仕方ない。

物凄い勢いで病室に乗り込んで来て
何も言葉にしていない私に向かって
他の患者もいる中、
「何が言いたいのか!!病院相手に訴えるなら訴えればいいじゃないか!!」
「急性期病院の医者が1人の患者のワガママに付き合ってる時間なんかないんだよ!!生活のことなんか知らない、看護師に言ってくれ!!」

患者の思いは取り残されたままの
余りにも威圧的なその態度に
私は看護師として、やるせない気持ちになった。
医療者がそうであってはいけない。
私はその改革を起こすために、診療看護師を目指しているのだ。
病を抱え、弱い立場である患者と
信頼関係を築きながら、
病とどう向き合って行くのかを
どう生きて行くのかを
共に考えられる医療者でありたい。

私が敢えてこの大きな組織の変革を起こす必要はないのかもしれない。
しかし、それは他の患者を救うこと。
心穏やかに治療に専念したいと願う
患者の思いを届けること。

微力かも知れないが
小さな風を起こしてみようと思う。。

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